ギ ャ ッ プ 萌 え【鬼滅の刃】

1.席替え ページ3

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「はよー！」

「お！今日は、派手に元気だな」

「えへへ、分かる〜？」




朝から隣人である、宇髄天元先生と学校まで登校する。

実の兄のように慕っている宇髄先生は私の隣人で、小さい頃からのお付き合い。
学校までお見送り(親が過保護)のせいで、カッコイイ宇髄先生と一緒に通う私は、女子生徒の嫉妬の的であったり、なかったり。

ちらりと隣を見る。

本当にカッコイイな！太陽の日の当たり方さえも、完璧に見えるわ！！





「んで、何があったんだ」

「あ、そうそう！昨日席替えがあったんだけどね」






私は高校1年生。

中学校では、部活動1本だった私は学んだ。

恋愛は、受動態ではダメである。
運命の人が現れるのを待つより、探す方が絶対早い！！

だから、席が近い人から派手に仲良くなろう！と思っていたのに、




「何見てんだよ」





目つき悪いの、愛想悪いので有名な彼が私の隣の席。





「自意識過剰じゃないの、見てねぇよ！｣

「な、」

「コラそこ、イチャつくなー」




ガタッと立ち上がる不死川に、担任の緩い声で注意される。

仲良くなんて、なれる訳ない。

だって、怖いもん。





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