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バカップル―YG― ページ6
YG「誕生日プレゼント何がいい？」
淡々と告げられた彼の言葉に目を見開く。
本当に直接聞く人いるんだ、とか、
プレゼントは毎年ちゃんと用意してくれるんだ、とか、
色んな思いが心で渦巻いて曖昧な表情が浮かぶ。
YG「…何欲しいんだ？」
そんな私を催促するように言葉を重ねるユンギに内心焦る。
どうしたんだろう、今までそんなこと聞いていたことなかったのに。
『別に普段通りでいいよ。ユンギがくれるものならなんでも嬉しいし。』
そう笑いかけても、ユンギは納得のいってない顔で、
YG「そういうのがいちばん困る。ちゃんと答えだせ。」
何故か私が怒られてしまった。
…そうはいっても生憎今は欲しいものなんてない。
別にプレゼントなんて無くても、私はユンギと過ごせるのなら何もいらない。
…あ。
あるじゃん。
とびきり欲しいプレゼント。
『バカップルになって！ユンギ！！』
YG「はぁ？」
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作者名：くもくもり | 作成日時：2021年3月6日 16時
