2話 メモ ページ4
noside
ケ「あ〜あ、怒られた・・・。」
学校帰りのケータ達。
どうやらこっぴどく叱られた様子。
ケ「にしても、これ・・・。」
ケータは、ズボンのポケットから先程のメモを取り出す。
急いで突っ込んだ為、くしゃくしゃになっている。
再度メモを、隅から隅まで見る。
が、特に変わったことはなく、至って普通のメモだった。
ウ「彼女のもので間違いないのでしょうか。」
ケ「多分・・・。」
なんでメモ?とケータ達は、不思議に思った。
ジ「探すニャン?」
ジバニャンの言葉に、2人が頷く。
だが、探すにしても、手がかりはメモだけ。
これだけでどう探していくか。
ケ「ん〜・・・とりあえず、最初にあった場所に行けばいいかな。」
ウ「さすがケータ君。フツーなりのフツーな考えですね。」←
貶し貶されつつ、少女とぶつかった場所へ急ぐ。
来てみたものの、手がかりになるものが全くなかった。
どうやら、見当違いだったらしい。
ジ「ケータ、メモ、他にもないニャン?」
ケ「あのメモ以外ないと・・・?」
上着のポケットを探っていると、先程のメモとは違うものが出てきた。
そこには、少女らしき人物の住所が書いてあった。
ケ「これ、あの人の家の住所じゃない!?」
最初に貰ったメモと字形が似ていて、間違いない。
ぶつかった瞬間に入れたのだろうか。
だとしたら物凄い技術の持ち主だ。
ウ「やりましたね!手がかりGETでうぃす!」
ケータ達は、大いに喜んだ。
刹那、メモを裏返し、その喜びは空に消えた。
『助けて。』
怯えながらも、はっきりと書かれた文字。
ケータ達は、顔を見合わせ、ゆっくりと書かれた住所へ向かった。
その間、誰も、何も話そうとはしなかった。
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
O・S・LOVE - また質問いいですか?私生活で必ずやる日課的なのは何ですか? (2018年3月17日 13時) (レス) id: 6f2bb10424 (このIDを非表示/違反報告)
菊一文字RX-78(プロフ) - ありがとうございます!駄作ですがこれからも頑張ります! (2018年3月15日 21時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
O・S・LOVE - いつも作品みてます!とても面白いです!これからも更新がんばって下さい。 (2018年3月15日 21時) (レス) id: 6f2bb10424 (このIDを非表示/違反報告)
O・S・LOVE - では、質問です!どうしてこれを始めようと思ったんですか?後、どのようにして作ってるんですか?最後に、名前の由来を教えて下さい。大量にすみません…。 (2018年3月15日 21時) (レス) id: 6f2bb10424 (このIDを非表示/違反報告)
菊一文字RX-78(プロフ) - ここで、質問を募集してます。 (2018年3月15日 17時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菊一文字RX-78 | 作成日時:2018年3月13日 18時