元Ａ組の生徒最強説！？ (ページ25)

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物語22 ページ25

零『まずは、不眠症。ある過去の経験から、寝られないの。ある経験は、また今度ね。次、体質。インフルとか、風邪とか…かなり引きやすいの。だから、よく早退したり、休んだりするんだ。理解OK？』
カル『OK。ざっくり理解した。じゃ、おやすみ〜てか、同じ部屋か。』
零『あはは、そうだね。』
カル「…どう？それでもまだ、竜をズル扱いする？」
寺「で…でもよ、お前が偽装したってことも…」
光「ねぇよ。」
三「光！？戻ってきたのか？」
光「道わかんねぇから戻ってきたんだよ！何か文句あんのかよ！」
中「ない無い。で、なんで偽装の可能性がないって？」
光「俺…起きてたんだ。その会話…ずっと聞いてた。頭から離れないんだよ。ずっとな。もちろん、カルマが隠して録画してんのも知ってた。」
カル「へ〜凄いね。」
寺「んなの理由になんねぇよ！」
寺坂が光に殴り掛かる。
光「よっと。」
華麗に避ける。
寺「おっ…とっと…！」
光「喧嘩やめようぜ。」
カル「そうだよ。俺が言えた事じゃないけどね。」

零「だめだ…本当に何処？」
渚「なにかてかがりないの？こういう所が好きとか。」
零「う〜ん…！待てよ…そう言えば…わかった！」
渚「本当！？」
零「洞窟の中だよ。竜、落ち着きたい時そこに行くと、いいって言ってた。それに…」
渚「それに？」
零「何でもない！いこ！」
渚「あ、う、うん！」

竜「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…!!さ…寒くなって…来た…。」
《ぴちゃぴちゃ》
竜「だ…誰だ…。」
零「私だよ、零。」
渚「竜君、大丈夫？」
零「…戻ろ。皆待ってる。」
竜「…もう…私の居場所は…この世にない。」
殺「そんな事無いですよ竜君。貴方の居場所はあの教室です。」
竜「リーパ…。」
殺「…やっと喋ってくれましたね。では、教室に戻りましょう。皆さん、受け入れてくれる筈です。」
零「…ねぇ、なんでリーパは、教室であったこと知ってるの？」
殺「聞いたんです。光君から。今、クラスが竜をブーイングしてる。竜を見つけてくれって。その後、道がわからないと言って、クラスに戻ったそうです。」
零「彼奴…やる時やってくれるじゃん。」

光「(ふぅ…演技も疲れるもんだねぇ。後はお前次第だぜ？…竜。)」