元Ａ組の生徒最強説！？ (ページ11)

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物語8 ページ11

殺「皆さん、おはようございます！今日は竜君が熱を出しておやすみで、零さんはその付き添いです。今日、何人かでお見舞いに行きましょう！行く人は…くじで決めます！」
その結果。
殺「では…光くんは確定として…渚君、茅野さん、カルマ君、中村さん、私ですね。」

放課後。←早いとか言わないで下さい。
殺「では行きましょう！光君、案内お願いしますね。」
光「任しとき☆」
数分歩いて。
光「ここだぜ。」
渚「えっと…なんというかその…大きい。」
カエ「豪邸だね！」
中「相当裕福だねぇ。」
カル「へぇ〜。」
《ピンポーン》
光「零いるよな？光だけど。」
零「何用だ無礼者。」←
光「いきなり無礼者扱いひどくないか！？」
零「あー煩い煩い。竜寝てんだから。お見舞い？」
光「そうだ。」
《ガチャ》
零「どうぞ。あ、光は帰れ。」←
光「何で俺だけ！？」
零「だから煩いって。あんたがいたら、竜の体調悪くなるじゃない。」
光「へいへい。じゃあな。」
零「…よし。駆除完了。」←
渚「光君は虫なの！？」←
零「お見舞いありがとね。竜の様子見てくるから。」

零「竜、カルマ達来たけど。竜飲みまいだって。」
竜「い…今行く…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!」
零「無理しなくていいよ。部屋に入れていい？」
竜「《コクッ》」
零「了解。」

零「竜の部屋、入っていいよ。」
渚「本当！？」
零「うん。寝込んでるから、静かにお願いね。」
カエ「はーい！」

《コンコン》
零「竜〜不法侵入するよ〜。」←
中「不法侵入宣言かよ…。」
竜「…。」
渚「(寝込んでても無口なのか…)ん？これは…。」
零「あ、それピアノコンテストの賞。全部金賞だよ。」
カル「竜君、ピアノ得意なんだね。」
中「今度引いてほしいねぇ…。」
零「あはは…。」
カエ「ねぇ、一つ聞きたいことが…。」
零「何？」
カエ「竜君って、何で喋らなくなったの？理由あるよね？」
零「…あるよ。でも、今は語る時じゃない。時が来たら、本人自ら語ってくれるよ。」
渚「竜君が…。」
零「あ、もう七時だ。良かったら、みんなうちで食べていって。」
渚「いいの？親は…。」
零「他界した((ﾆｺｯ。」
カエ「笑顔でいう台詞じゃないよ、他界って。」
零「よし、そうと決まれば、無礼者を呼ぶか。」
渚「追い返したのに？」
零「大丈夫。あいつ、塵より酷い記憶力だから。」
中「ディスってるね、光の事。」
零「いつもの事。誰か、竜見てて。」
渚「あ、じゃあ僕見てるよ。」
零「お願いね。」
渚「うん。」