神より上の陰陽師達

No.12 ページ15

竜 …ここは？
勘九郎 気が付いたっスか？
竜 勘九郎…。
勘九郎 此処は、学校の医務室っスよ。
竜 …そうか。
勘九郎 竜は、無理しすぎっスよ。まだ力を完全に出せないんスから。
竜 …分かっている。
勘九郎 じゃ、僕は帰るっス。無利しすぎはよくないっスよ。
竜 ああ。
《ガラガラ》

勘九郎 竜…本当に大丈夫スかね？
憲剛 竜の事だ。大丈夫だろ？
勘九郎 あ、憲ちゃん。来てたんスか？
憲剛 昔の呼び方で呼ぶんじゃねぇ。竜の方はどうだ？
勘九郎 体調は良くなったみたいスけど…まだ無理してるっスね。
憲剛 あいつ、本当に変わってねーな。あ、千影様も呼んでおくか。輝はこねーだろうし。
勘九郎 …そスね。

《プルルル》
千影 ん？電話じゃ。もしもし。
憲剛 俺です。
千影 おお、憲剛か。どうした？
憲剛 竜が倒れた。今すぐ、京都の月ケ丘高校に来て欲しい。
千影 わかった。すぐに行くぞ。
《プチッ》
輝 誰からだ？
千影 憲剛から。お前、双星二人相手してろ。
輝 何で！
千影 竜が倒れた。
輝 ！…はぁ、わーったよ。
千影 では、行ってくるぞい。
紅緒 …千影様、何処に…。
輝 やぼようだと。さ、二人でかかってこい。
ろくろ いいのか？
紅緒 流石に…2対1は…。
輝 遠慮すんなって。お前らは、禍でも、そうやって戦うのか？
ろくろ …違う。
輝 それと一緒だ。
紅緒 で、でも！
輝 安心しろ。お前ら二人にやられる程、俺はヤワじゃねーよ。それに…俺も『神宮霊導師』何だから。
ろくろ え！？
紅緒 そうなの…ですか？
輝 敬語はよせって。俺、そういうキャラじゃねーから。理解したら、かかってこい。
ろくろ よし、紅緒！
紅緒 ええ、ろくろ！
輝 (やっとやる気になってくれたか。)

千影 竜！
勘九郎 あ、来たっスか？
千影 竜の方はどうだ？
勘九郎 ほぼ完治したっスよ。
千影 良かった…。
勘九郎 でも、気苦労が凄いっス。暫く安静っスね。
千影 わかった。




〜またまた嬉しい報告です！〜
また知らないうちに、hitが、400行きました！本当にありがとう！
気づいたのがさっきでさ、一瞬失神しちゃった☆
これからもよろしくね！

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