246話 ページ46
Aのメールアドレスから青月中学校と送られてきた
よく分からなかったけど何故か行かないといけない気がしてその学校に向かった
アポを取り職員室に顔を出す
｢あの、幸村精市と言います。後ろにいるのは……｣
そう言いかけた瞬間イケメンな男の人の声が俺の声をさえぎった
｢あぁ、大丈夫、みんな分かってるから
あ、話はつけてあるからそこを真っ直ぐ行った場所が中三教室だから、行ってらっしゃい｣
笑顔で言われるので、ありがとうございますと言って急いで向かう
今日は日曜だ
わざわざ来てもらったのは申し訳なさすぎる
｢あ、君が山下さん？と山田くん？｣
少しぽっちゃりとした女の子と、背が小さい人に声をかける
山下｢うん、Aのことでしょ？
あのね、本人にも言ったんだけど
Aは優しすぎるよ、それに人が傷つくことを恐れすぎているの
だから間接的なことも全て自分の責任だと思い責めてしまう
前に男子同士が喧嘩したことがあったの
Aはその時保健室で怪我の治療をしてもらってていなかったんだけどね
こいつに投げたホワイトボードが一人の女の子にあたってね
戻ってきたAにそれを伝えるとAはその子に謝ったの
なんでか分かる？俺がいなかったせいでごめん、本当にごめん。って
その子は笑ってたけど本当に責めててね
私ともう一人の子でAの責任じゃないって言っても自分を責め続けたの
そのぐらい優しいの、優しすぎるの、それに責任感も強すぎる
だから、あの子を守ってあげて
あんなんじゃすぐにボロボロになるわ｣
その話は本当に有り得そうでAなら有り得ることだった
そんな子を1人にすればすぐに壊れる
それを俺たちはやめさせないと
山田｢アイツやべぇんだよ
俺と女子一人とあいつで帰ってたらアイツ何も喋んねえの、
邪魔になったらダメだとか言うんだよ
理由聞いたら3人で話すのは難しいって言うんだ
なんでか聞いたら理由教えてくれたんだけどその理由がやばいんだよ
［だって、どうせ喋ってくれてんだから楽しんでほしいだろ、もし2人だと気づけることが3人だと気づけないかもしれないだろ
それでもし傷ついたら嫌だし責任とれないし］ってありえないだろ……そんだけ優しいんだよ
だからあいつのその優しさを半分にしてやってくれ
その優しさがあいつを殺していくから｣
必死に訴えかけられるのを見ておきながら嫌だなんて言う心は持ち合わせてない
｢分かった、ありがとう
Aは素敵な友人を持ったんだね｣
そうつけで学校を出た
A君はたくさんの人に愛されてるよ
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I like choco. - うわ！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
梅キュラゲ - 面白くてついつい Part 1から全部読んでしまいました。これからも頑張ってください。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 06776298a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ilikechoco - 更新遅れて本当にごめんなさい！ (2020年8月24日 14時) (レス) id: 9d45e28228 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 新しいの来たァァァァァァァ!!!!楽しみにしとります(*'▽') (2020年8月23日 21時) (レス) id: 320a3f9e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I like choco. | 作成日時：2020年8月23日 19時
