240話 ページ40
こんなに寝ていたせいか全く眠くない
このままじゃダメだ
起きねえと
何もつけられていないのを確認しベッドから降りる
朝飯でも作るか……
懐かしい景色を見ながらキッチンに向かう
何年もいれば迷子にもならない
ドアを開けまな板を用意する
メニューを考えて野菜を切って肉を焼いていく
トントントンとリズムのいい音やジューっと美味しそうな匂いが広がる
うん、これぐらいか
200近くいる人数分を作ったからか時間がかなり過ぎている
コックさん大変だな……
そうしみじみと思う
これは感謝だ
自分用に作ったゆで卵をマヨネーズにつけて食べる
うん、美味い……中はトロトロが1番だよな
4､5時間すると足音が聞こえたりコートで朝練している音がする
真面目だな……
俺は全くしたことねえぞ……そう思いながらも呑気にスマホをつつく
ん？なんで俺ここにいんだ？
部屋に戻ろ
いる必要は無いと気づきドアを開けると厄介なのがいた
｢…………はよ｣
あーぁ、話長くなっかな……
部屋でパズルでもしてえのに
種ヶ島｢おはよーさん、なあ、A……
今の間なんなん！？いや、気になるやんけ！｣
最初は静かでよかったのになんで次からテンション高くなんだよ……
朝からすげえな…
｢いや、修兄か…と思っただけだ｣
少し冗談に乗ればケラケラと笑う
……わっかんねえ…
｢まあ、飯ゆっくり食え
俺は部屋に戻る｣
そう残し側を通り過ぎる
そういえば今一軍は遠征中か……
で、修兄は飛行機が怖くて行かないというところか……
塔の奥に隠れるようにあるその部屋に入りパズルを広げる
さあ、やるか
ひとつずつピースを合わせていく
あ、そういえば親分のところに行かねえと……
色んな考え事をしているとピースは残り少なくなっていた
時計を見ればまだ10分しか経ってない
2200ピースってこんなもんか？
ピタッと気持ちいい音が聞こえて嬉しくなる
完成だ
難しいようで簡単たんだった
するとノイズ音の後パパの声が聞こえる
《A今すぐ来なさい》
場所も言わずに切るとは……
まあ、場所はわかってるからいいけど
大人しくパパのいる部屋に行く
そこしかいないの知ってるからいいけど他の奴だったら分かんねえだろ
ノックもせずにドアを開ければパパがこちらを見る
｢なんだ｣
そばにある椅子に座れば口を開かれる
黒部｢今日から中学生が来るので知っててくださいね。以上です
あと、入江くんが探していましたよ｣
あ、そういえばまた来るって言ってたんだ…
謝らねえと
分かったと告げて急いで部屋を出る
どこに行んだ？
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I like choco. - うわ！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
梅キュラゲ - 面白くてついつい Part 1から全部読んでしまいました。これからも頑張ってください。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 06776298a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ilikechoco - 更新遅れて本当にごめんなさい！ (2020年8月24日 14時) (レス) id: 9d45e28228 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 新しいの来たァァァァァァァ!!!!楽しみにしとります(*'▽') (2020年8月23日 21時) (レス) id: 320a3f9e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I like choco. | 作成日時：2020年8月23日 19時
