200話 ページ50
そしてお気に入りのラケットとボールを手に取り窓から見える鳳兄の数メートル前に向かって打つ
そして音を立てないように後ろに飛び降りる
鳳兄は驚いたらしく足を止める
A｢ボールの気配に気づけよ｣
笑みを含んだ声で言えばバッと後ろを向く
平等院｢Aっ！｣
叫びそうな声に人差し指を口の前に出し
静かにしろとジェスチャーする
平等院｢何んでここにいるんだ。入院してたんだろ｣
そんな質問に"退院したから帰ってきた"
と答えればそうか……と言われる
平等院｢試合するぞ｣
ラケットを持っている手を引かれコートに入る
誰のかも分からない帽子が置いてあり髪の毛を中に入れ帽子をかぶる
平等院｢ドッキリか｣
俺の様子に気づいた鳳兄が聞いてくる
A｢正解、バレっかな？｣
一応聞いてみれば分からねえだろと言われた
A｢じゃ、試合しようぜ｣
本気でやるぞと遊びを許されない発言をされた
A｢サーブやる｣
生意気だそう残し構える鳳兄
パンっ
大人しいサーブ音に驚きながらロブを打つ
平等院｢予想出来ねえ球打ちやがって｣
ギリギリ打ち返される
A｢予想なんかするからだ｣
しばらく打ち合いをして様子を見合う
そろそろ仕掛けるか……そう思い次の球を待つと光る球を打ってきた
負けずと打ち返せば重い球が返ってくる
このままじゃ押される
そう思い技を出すタイミングを見計らう
新しい技を出すのもいいな…
デビル化してみようか…
先に新しい技を出してみるか
｢おい！平等院さんと打ち合ってやがる！｣
｢ホントだ！ヤバ！あいつチビで小柄なのに！｣
種ヶ島｢どしたん？｣
｢今お頭さんと打ち合ってるヤツが！｣
｢お！ホンマや！｣
次々と人が集まってくる
A｢スピリット｣
声を変えて小さく呟く
大きく軌道を描き球を幾つもあるように見せ地面ギリギリを通り線のすぐ側でバウンドする
打ち返すことはなかなか出来ない球だ
平等院｢新しい技か｣
そんなつぶやきに
A｢あぁ、スピリット…お酒の名前で復讐の女神のこと｣
そう言えばやるな…と褒められた
そこから鳳兄はどんどん技を出していく
A｢怪我させていいか？｣
一応確認を取れば、させてみろと挑発される
A｢仰せのままに｣
腹の立つことを思い浮かべデビル化する
A｢殺してやんよ！｣
そう叫んだところまでは覚えている
A！と叫ぶ鳳兄の声で気が戻る
平等院｢やるじゃねえか……｣
コートチェンジらしく移動する
そこから
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柳 - I like choco.さん» また、このシリーズのどこかのコメント欄にあの二人がいる確率１００％だ。見つけてみてくれ。 (2020年8月10日 20時) (
レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - I like choco.さん» 応募してくれてありがとう。まさか俺が選ばれるとは、予想外だったな。この物語は俺も立海メンバーもよく見ている。大変そうだが、頑張ってくれ (2020年8月10日 20時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco. - わ！ありがとうございます！楽しみです！ (2020年8月10日 18時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 186話が136話になってました！柳のコメント、もうしばらくお待ちくださいませ。 (2020年8月10日 14時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - しばらく更新できません (2020年6月3日 21時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I like choco. | 作成日時：2020年4月15日 10時
