188話 ページ38
帰り道
周りにいる人の声が全て聞こえる
盗み聞きをしていると
｢誰だっけ？昔いたやつ……｣
こんな発言を見つけた
聞きたい……本能的に思ってしまい盗み聞きをしてしまった
｢え、誰……わかんねえよ｣
｢えーっと、小学校の時すげえ怖かった女いただろ｣
｢あ！えっと……男に化けた女だっけ？｣
｢逆！女に化けた男！｣
｢あー！いたいた！美人だったよな！｣
｢怖かったの覚えてる！背負い投げされたヤツいただろ｣
｢あー！田中！あいつだろ！｣
｢そうそう！名前なんて言うんだっけ？｣
｢えーっとね……(芸能人)と同じ名前だった……A！AAだ！｣
｢あ！そうそう！で、自分のことAって呼んでたよな！｣
｢え？俺 じゃなかった？｣
｢そうとも言ってた｣
｢あいつ、なんでいなくなったんだけっけ？｣
｢ん？あー、家庭の事情だったはず｣
｢離婚？｣
｢しるか｣
｢あーあ、あいつモテてたよなー｣
｢俺好きだった｣
｢俺も｣
｢
｢うん、あれができた時にAに本当のこと言うわけにもいかず、嘘言うぞ！って男子が話し合ってた。｣
｢お前も、俺もな｣
｢あいつ必死に喋ってすげー可愛かったの覚えてる｣
｢分かる、あのギャップはヤバい｣
｢世話好きだし、面倒見良いし、責任感強いし｣
｢それ、男狩りなの途中から気になんなくなった｣
｢まあ、それに甘えてたんだけどな｣
｢Aには悪いことしたよな｣
｢｢あぁ｣｣
｢あーあ、また会いたいな｣
｢会ってどうすんよ｣
｢謝る｣
｢マジ？A覚えてんの？｣
｢あいつ、ベッタリだった萩のことしか覚えてないだろ｣
｢え、あ、確かに｣
｢萩ってAのこと大好きだったよな｣
｢男避けしてた｣
｢おんぶしたり肩車したり恋人繋ぎしたり｣
｢ラブラブだった……｣
｢喧嘩は凄かったけど｣
｢それ、かっこよかった｣
｢うん、あのキレとか本物｣
｢でも、神崎が雑魚いとかカッコつけてたよな｣
｢あれ、腹たった。お前勝てんの？って思ってた｣
｢けど、男子のボスだったもんなー｣
｢A野球部と仲悪かったよな｣
｢あー、あれ、人をバカにして笑いを取ったり、話をするから嫌いって言ってた｣
｢なるほど、そりゃ嫌だわ｣
｢今アイツらもう落ちこぼれだろ？｣
｢先輩に目付けられて呼びたしくらったし｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柳 - I like choco.さん» また、このシリーズのどこかのコメント欄にあの二人がいる確率１００％だ。見つけてみてくれ。 (2020年8月10日 20時) (
レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - I like choco.さん» 応募してくれてありがとう。まさか俺が選ばれるとは、予想外だったな。この物語は俺も立海メンバーもよく見ている。大変そうだが、頑張ってくれ (2020年8月10日 20時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco. - わ！ありがとうございます！楽しみです！ (2020年8月10日 18時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 186話が136話になってました！柳のコメント、もうしばらくお待ちくださいませ。 (2020年8月10日 14時) (レス) id: ee24a57219 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - しばらく更新できません (2020年6月3日 21時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：I like choco. | 作成日時：2020年4月15日 10時
