佐藤家の5人兄弟 (ページ24)

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結愛side

今日は朝早くに起きて手早く学校の準備を済ませて
Aの家に向かった
あんなことがあった手前、Aを1人には出来ない
私には謎の使命感があった

Aの家に向かい、玄関の扉を開ける
私は何回も来ているので呼び鈴を押す必要もなく
勝手に開ける
開けるとAと圭さんが来た
そして、あとから倫也さんも来た
これからは朝は倫也さんが帰りは隆さんが付き添ってくれるらしい

3人で学校に向かっていると

倫｢A、今日寝坊したろ｣

『そっ!!そんなことないもん!!』

倫｢嘘つくないつも朝ごはんの手伝いしてくれるだろ｣
｢俺、一緒に作るの楽しみなんだから｣

『えっそんなことが楽しみなの!!』

倫｢そんなことって…｣

『だってあんなことあったばっかだし』
『寝付けなくて…』

倫｢大丈夫だ｣
｢2人は俺たちが守る絶対に｣

その言葉を聞いて私は安心した
大変なときなのにいつも通りの5人の会話を聞けて
やっぱり私はこの5人が大好きだ

『ねぇ結愛』
『今日何するの？』

結｢今日から本格的な授業だよ｣

『もう終わった…』

倫｢はやくない‪w｣
｢学校始まったばっかでしょ‪‪w｣

『学校は楽しくても勉強はやなの!!』

結｢そんなこと言ってもねぇ｣

倫｢やらなきゃいけないし…｣

『もう2人ともひどい…』
『励まそうという心はないわけ!?』

結＆倫｢ない!!!!｣

こんな話をしたり

結｢倫也さん、お店大丈夫なんですか？｣

倫｢大丈夫大丈夫!!｣
｢一応、みんなに言っておいたし｣
｢俺にとってAが1番優先だから｣

『でも営業時間短くなるでしょ…』

倫｢Aがそんな心配しなくて大丈夫｣
｢幸いお客さんも入ってくれてるし大繁盛ですよ｣
｢俺は自分の店よりも2人になにかあった方が辛いから｣

そんなことをサラッと言える倫也さんはやっぱりかっこいいし、Aは愛されてるなぁと思う
でも、なんかお兄さんたちの守る対象に私も入ってるらしいけど……ありがとうございます!!

そんな楽しい時間がすぎてもうすぐで学校に着く
みんなにバレるといけないので裏道から行くことに
学校前まで送ると倫也さんは言うがAは

『絶対!!学校中の女子生徒から見られるし将兄のこともバレるからここまででいい』

あと1分ぐらいで学校に着くのでここはAの意見を尊重することに
倫也さんは渋々別れた
とても名残惜しそうな倫也さんは可愛かった

そんな所をあの二人に見られてるとは誰も知らないが