佐藤家の5人兄弟 (ページ15)

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将暉side

お腹がすいたので倫兄手作りの弁当を開けてみると
某ネズミのキャラクターが入っていた
倫兄…キャラ弁なんて作んの…？
あの人元ヤンだよな…
黒歴史に近い過去からは想像できないお弁当だった

『あっ!! 倫兄にお願いしてたキャラ弁だ!!』

結｢へぇ～倫也さんキャラ弁なんて作るんだ意外!!｣

犯人はAかよ…
まぁ可愛い妹のお願いだったら作るだろうけど
俺の弁当もキャラ弁にしなくていいのに…
この歳になって恥ずかしい…///
ここにAと結愛ちゃんの2人しかいなくてよかった…
他の人にこんなの見られたら恥ずかしすぎて死ぬ///

『将兄もキャラ弁じゃん!!』

結｢ﾌﾟｯ!! ほ‪wん‪wと‪wだ‪w｣

Aはおそろいで喜んでるけど結愛ちゃんはお腹を抱えて爆笑している
やっぱり恥ずかしい…///
倫兄にもうキャラ弁にしなくていいって言っとかなきゃ

くだらない話を3人でお弁当を食べながら話していると
もう昼休みが終わる10分前になっていた

『もうそろそろ行かなきゃ授業始まっちゃう』

結｢ほんとだでも次は将暉さんだよ｣

将｢遅刻したら妹だろうと許さないからね!!｣

『急に先生モードになるのやめて』
『じゃあ、行こっか将兄あとでね!!』

Aが先に出ると

結｢将暉さんちょっとAのことで…｣

将｢どうした？なんかあった？｣

結｢今日、Aが知らない男に声かけられたみたいで｣
｢腕掴まれたりされたらしくて｣

将｢はぁ!! 何それ…!! チッ!!｣

俺はその話を聞いて授業どころでは無くなっていた
勝手にAに触りやがって…

結｢すみません私が一緒に登校していれば…｣

将｢結愛ちゃんのせいじゃないでしょ謝らないで｣

結｢倫也さんには言ったんですけど…｣
｢でも同じクラスの一ノ瀬くんが助けてくれたみたいで｣

将｢分かった話してくれてありがとう｣
｢4人でどうするか決めるよ｣
｢結愛ちゃんにも協力してもらうかもしれないけど｣

結｢私は大丈夫です!!｣
｢Aのことですから｣

将｢ありがとう!! そろそろ行かないとほんとに遅れるよ｣

結愛ちゃんもAのことを追って教室に向かっていった
とにかくどうするか決めないと倫兄も知ってるみたいだし
大事になる前に何とかしないと