何で″貴方達が″此処にいるの？【名探偵コナン】

え？ストーカー？逆にありがとう← ページ8

Aサイド


《て、ていうかこの人本当にあの電話かけてきた人…なの？確かに諸伏さんにはソックリだけど…。

でもだとしたらこの人はその…神様…なんだよね？え？神様って一般の人間にいつもこんな事してるの？え？？嘘でしょ？》


そう私が恐怖心が限界突破し過ぎて逆に少しだけ冷静になった頭で、身体を少し震わせながらもそう考えていると、

目の前にいる神様(仮)はそんな私の心情を知ってか知らずか、


神様(仮)「【僕は君がこの米花町に″引っ越す″って事を″ある人″から″たまたま″聞いた時からずっと探してたんだよぉ?


″恋人″である僕を置いて黙ってこんな所に来たあげく、他の男と…しかも俺と瓜二つの野郎なんかといるなんて…いけない子だね〜?


これは少々…″お仕置き″が必要かなぁ?】」


『ﾋｯ』


何て意味がわからない事を言ってくる。

まず第一に私は″この世界″に住んでいた覚えはないし、引っ越した覚えもないし、彼の言うある人っていうのは一体誰なのかも分からない。

そもそも恋人とは何なのか。大体私なんかに″そんな人いた覚えはない″し、いたとしても絶対にこの人ではないのは痛い程分かる。

だって最後にお仕置きと言った時に手に持っている刃物は光るし、さっきの電話越しに感じた物よりも更に酷い殺意飛ばして来るし、

それが怖くて私はまた短い悲鳴上げてしまったし、この人には悪いけど、どうしても今の所は悪印象しか抱けていない。

そんな人と付き合えるか否かって言ったら答えは勿論NOに決まってるし、話を聞く限り私はこの私の恋人を名乗る人に″直接″引っ越すという事を教えていない事になる。

いくらこんな私でも、本当に彼氏がいるならば絶対にそんな大事な事はいち早く相手に教えるし、なんかこの人の言い方的にそのある人に無理矢理聞いた感しか抱けないし、

つまりそれは私の許可なしに私の居場所を自分で割り出したという事で…


《完全なストーカーって奴じゃないですか…。え、何そんなにこの人は私なんかの事が好きなの？え、逆に気づけなくてごめん←


後こんな私をそんなに好きになってくれてどうもありがとう←


だけど…だけどね…》


神様(仮)「【でもAちゃんがど〜しても許して欲しいなら、条件としてもう恋人はやめて僕のお嫁さんになるなら許すよ?もし断るっていうなら…


分かるよね？】」


その物凄い殺意だけはしまってくれると私は更に嬉しいな‼︎(泣)

走馬灯は本当に浮かぶらしい→←人生初の事件が怖すぎる

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