″凄い美人の女の子″との出会い ページ11
諸伏サイド
それは俺が″いつもの通り″、ポアロというお店で″
※諸伏さんの偽名はこの藤宮光でこれから固定します。なので此処から先、表記を藤宮(諸伏)に変えますので把握の程よろしくお願いします。
暫くすると″コナン″君達が学校終わりだったのかランドセル背負ったまま店にやってきて、俺はそのコナン君達と…特にコナン君とは仲がいい為、
談笑をしながら大体が透と俺を見るためだけの目的でやってくる女性のお客さんに愛想を振る舞ったり、注文された時も″嘘の笑顔″を貼り付けながら捌いて行っていた。
正直いってこういう″客″は他のお客さんに迷惑だし、いちいち注文受け取りに行くたびにキャーキャー騒がれるのは本当に嫌になる。
しかもそれがほぼ毎日ずっと続くもんだから俺も透も客の誰にも気づかれないように最近はほんの少しだけ、ため息をつく量が少しずつ増えていってきていた。
それだけならまだしも、俺達の場合は″公安″の仕事もあるし、″組織″での仕事だってあるからほとんど寝ている暇なんてどこにもない。
それでも文句一つ言わずにこれだけの仕事量をやらなきゃいけない理由はその組織が原因なんだが、まぁこの話はまた今度詳しくするとするよ。
藤宮(諸伏)《そんな事よりそろそろ本当に疲れたな…。あの女子高生達は帰ったからまだましだけど、未だ明るいしどうせまた来るんだろうなぁ…。》
藤宮(諸伏)「はぁ…」
カランコロン
そんな事を思いながらまた誰にも気づかれないようにそうため息をこぼしたのとほぼ同時に、店の扉が開く音がして俺は心の中で《ほらやっぱり》と言おうとしながらそちらを向いた。
でもそれは《ほらやっぱ…り……///》みたいな感じで止まり止まりになってしまった。
その原因は今店の扉を開けた園子ちゃんでも、その隣にいる蘭さんでもなく、その蘭さんと園子ちゃんの間に立って俺を見た瞬間
?『⁉︎ヒッ‼︎』
とまるで小さく悲鳴を上げたかのような声を出して、そのまま身体を異常なまでに震わしている、とにかく″凄い美人の女の子″が原因だった。
その美人さといったら、美人とか綺麗とか可愛いとかそう言った言葉はこの子の為に存在してるんじゃないかと思ったくらいだった。
そのおかげでその子を見た瞬間は自身の顔が赤かった自信しかない程だし、多分それはこの店にいる全員がそうだったに違いない
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キャメル(プロフ) - 三日月さん» 様。応援の言葉をありがとうございます。私は神ではないですが、そこまで喜んでくれたなら何よりです!これからも是非ご愛読くださると嬉しいです! (2021年9月21日 11時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - めちゃくちゃ面白いです!! え?作者様、神ですか…? 更新楽しみにしてます!応援してます!! (2021年9月6日 0時) (レス) id: ac33112f85 (このIDを非表示/違反報告)
キャメル(プロフ) - 塩キャラメルしか勝たんさん» 様。嬉しいお言葉をありがとうございます!かなりのんびりですが地道にやってますので、これからも応援よろしくお願いします!! (2021年8月17日 16時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルしか勝たん - とーーーっても面白いです!更新頑張って下さい! (2021年8月2日 18時) (レス) id: e25b0a7159 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル014(プロフ) - asamanoaporoさん» 様。この度は貴重なコメントをしてくださっただけでなく、この作品の更新を楽しみにして下さり、ありがとうございます!また、本編更新が遅くて申し訳ありません。次の更新はなるべく早く出来るように頑張ります…( ; ; ) (2021年4月19日 21時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャラメル014 | 作成日時:2021年3月19日 17時