急なイケメンのドアップはビックリしますよね?← ページ6
Aサイド
そう思いながらそう答えて電話を切り、『ふぅ…』と心を落ち着かせる為に一つ息を吐いた。
さて…まずは蘭さん達に断りを入れながら″あの3人″をなんとかしないと。
カランコロン
『すみません長くなってしまって…。それと今の電話は″仕事先″からのだったんですけど、何だか急に呼び出しをされまして…
すみませんが、この話は無かったという事でお願いします。』
蘭「え?で、でm…」
『お礼の件なら気にしないで下さい。あれくらい大した事じゃありませんから。』
蘭「で、ですけd…」
『あっいけない早く行かないと遅れちゃう!じゃあすみませんが本当に失礼しますね?″さようなら″』ニコッ
蘭「え…あっ!」
その後に一瞬でそう考えた私はスマホを鞄にしまった後店の中に戻り、あの3人が話しかけてくる前にすぐさま蘭さん達にそう声をかけた。
それは勿論あの3人の誰にも声をかけさせる隙を与えない為だったんだけど…。
これもしこの件が一件落着したら更に質問責めに合うんだろうなと思うと、ほんの少し失敗だった気もするけどこうなったからには仕方がない。
そんな事を考えていたら、蘭さんがそう渋ってきたけど、お礼がまだである事を気にしたんだろうと思った私は蘭さんの台詞を遮ってそう伝えた。
それでもまだ蘭さんが渋るので、これでは埒があかないと一瞬察した私はまたもそうやって蘭さんの声を遮って″別れ″を早口で告げて、ポアロを後にしようとした。
そう″しようとした″んだけど…
ガシッ
『?……あの、すみません。私急いでるんですけど…。』
勿論それを…
安室「…その仕事…どうしても行かなければならないんですか?」
あの3人の1人でもあり、その3人の中で私に一番近い位置にいた安室さんが許すはずもなく、私の手首を思いっきり掴んできたと思ったら、急にそんな事を聞いてきたので、
少しばかり驚いてしまった。
理由は簡単何故そんな事を聞くのか分からなかったし、そんな事聞かれるとは思わなかったからだ。
勿論手首を掴まれた瞬間は誰がそんな事をしたのか分からなかったので、不思議に思いながら後ろを向いたら安室さんがいた時も、
表情にも声にも出さなかっただけで、内心は凄く驚いた。
え?それ何故って…だって後ろを向いたらすぐそこに、凄くいい顔がドアップであるんですよ?驚きません?←
『えぇ。でないと私クビになりますから。…もういいですよね?手離してくれませんか?』ニコニコ
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キャメル(プロフ) - 三日月さん» 様。応援の言葉をありがとうございます。私は神ではないですが、そこまで喜んでくれたなら何よりです!これからも是非ご愛読くださると嬉しいです! (2021年9月21日 11時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - めちゃくちゃ面白いです!! え?作者様、神ですか…? 更新楽しみにしてます!応援してます!! (2021年9月6日 0時) (レス) id: ac33112f85 (このIDを非表示/違反報告)
キャメル(プロフ) - 塩キャラメルしか勝たんさん» 様。嬉しいお言葉をありがとうございます!かなりのんびりですが地道にやってますので、これからも応援よろしくお願いします!! (2021年8月17日 16時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルしか勝たん - とーーーっても面白いです!更新頑張って下さい! (2021年8月2日 18時) (レス) id: e25b0a7159 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル014(プロフ) - asamanoaporoさん» 様。この度は貴重なコメントをしてくださっただけでなく、この作品の更新を楽しみにして下さり、ありがとうございます!また、本編更新が遅くて申し訳ありません。次の更新はなるべく早く出来るように頑張ります…( ; ; ) (2021年4月19日 21時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャラメル014 | 作成日時:2021年3月19日 17時