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母のいない夜。(紫side) ページ6
今日はおかんが同窓会らしく晩飯は俺が作る。
エプロンをして台所に立ってると
章「信ちゃん、僕手伝いしたい！！」
と章大がやってきた。
でも1年生の子に包丁を持たすのは怖いし…
そこに隆平もやってきて
隆「僕もやる！」
信「んー、なら隆平はこの野菜切ってくれるか？
章大は俺と人参さんをいろんな形にくり抜こうなー？」
2人ははーい！と手をあげて返事をし、作業にとりかかる。
まあ、人参を使うんは少し予定外だったけど…
くり抜いたやつを俺に見せては「章ちゃんできた！」って笑顔で言ってくるから抱きしめたくなる。
でも汚い手で章大に触れやんから「すごいな！」といって褒める。とにかく褒める、それが俺の教育方針。
隆平も「信ちゃんできたで〜」と俺に声をかけてくれて野菜やらお肉やらを火にかけていく。
寝ていたたぁくんが起きてきて
忠「きょうおかんは？しんちゃんがごはんつくってんの？」
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作者名：ひとみ
| 作成日時：2017年8月26日 0時
