文豪たちの反応調査記録 其の拾 【リクエスト停止中】

霊感を持つ夢主が文豪に「貴方の隣に誰かいるよ？」と云ってみた (ウミソラ様リクエスト) ページ24

中島敦


「冗談ですよね！？」

彼があまりにも驚くので冗談だということにしておきましょう。
彼の隣に立つ彼の父親と呼ぶべき人も、優しい笑みを浮かべて首を横に振っていますから。
因みに興奮気味の赤い瞳の白髪の人もいます。←



太宰治


「君が云うと冗談に思えないよね」

彼は色々と女性の恨みを買っていますから、少し苦笑します。
・・・彼の隣にいるのは赤髪の男性ですけれどね。



江戸川乱歩


「なら尚更名探偵でなくちゃね」

貴方が何も云わなくても、彼は自分の隣にいる存在に気がついて貴方以外には何も見えない場所に笑いかけました。
ずっとずっと自分のことを守ってくれていた、二人の男女に対して。



芥川龍之介


「僕の代わりに・・・謝っておいてくれ」

「間に合わず、済まなかったと」と彼は目を伏せます。
幼い頃、自らの手で仇をとれなかった仲間に対して。



中原中也


「塩撒け！塩！！今すぐ！！」

「どんな奴だ？」と容姿を聞かれた貴方が「ずっと笑ったまま包丁持ってる男」と云えば血相を変えて叫びます。
普通の塩が近くになかったので、彼は岩塩をぶちまけました。←



フョードル・ドストエフスキー


「おや、そうですか」

特に何も聞いてきません。
其の理由を聞くと「もう死んでしまっている無害な霊よりも、今目の前で生きている貴方の方が気になりますから」と云いました。



黒の時代 太宰治


「へぇ。なら首領にはどんな霊が憑いてるんだろうね」

自分のことは特に気にしないようです。
貴方と彼は無言で暫く悩みます。
そうして同時に云いました。
「気の強い幼女かな・・・」と。←



ニコライ・ゴーゴリ


「え、そうなの！？」

「こんにちは！」と笑う彼。
端から見たらただの変人ですが、貴方にとっては和む図です。


ゲスト


国木田独歩


「じょ、冗談を云うな！！」

声どころか全身を震わせて叫びます。
貴方が「いやいや、本当だよ」と云うと気絶しちゃいました。



福沢諭吉


「・・・その調子で学校は大丈夫なのか」

最初こそは騒がれましたが「守護霊？爺さん婆さん婆さん婆さん。はい次」と流していたので大丈夫です。



森鴎外


「学校で孤立したりしてないかい？」

最初は確かに苦しかったですけれど、今は大丈夫ですね。
気持ちを解ってくれる大切な友達と、小煩くも優しい妖怪がいますから。



広津柳浪


「そうですか」

動じません。
流石はマフィアの古株ですね。
怪談の時は凄く頼りになりそうです。

暗い表情の文豪に夢主が「大丈夫・・・何があっても私がいるから」と抱き締めてみた (ウミソラ様リクエスト)→←年下夢主が少しお姉さん風吹かしてみた (ぶるうべりぃ♪様リクエスト)

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