文豪たちの反応調査記録 其の捌

サンホラの『Sacrifice』を妹を犠牲ににされた夢主が歌ってみた (月華様リクエスト) ページ6

中島敦


「・・・妹さんって、どんな人だったんですか？」

気遣うようにし乍問いかける彼。
「優しい、子だったよ。少なくともあんな死に方をするような子じゃなかった」と貴方が泣き出すと、なにも云わずに寄り添ってくれます。



太宰治

「・・・妹を奪った村人が憎いかい？」

「憎いよ。憎くて・・・憎くて憎くて堪らない・・・」と貴方は拳を握ります。
あまりに力を込めすぎていたので真っ赤な血が流れていました。



江戸川乱歩

「変なこと考えちゃ駄目だよ」

妹を奪った世界なんて、と思う前に声をかけられます。
貴方の祈りは現実になってしまいますから。



芥川龍之介


「僕も銀を殺されれば・・・」

彼の場合は神様になんて祈らず、自分で行動を起こします。
妹がいるからこその共感でした。



中原中也


「・・・手前の妹はそんなことを願う奴だったってのか？」

此の世界への復讐を目論む貴方に「妹の気持ちを考えろ」と云います。
貴方が知っている妹は、誰かを恨んだりなんてしませんでしたよね。



フョードル・ドストエフスキー


「罪深き人たちですね」

「貴方をこんなにも悲しませるなんて」と貴方の涙が浮かぶ瞳を見つめます。
貴方が神様に祈らなくとも、其の内彼が罰を下していました。



ゲスト


樋口一葉


「・・・うぅっ、」

彼女にも妹がいるので、自分の此の仕事のせいで妹が死んでしまったら、と想像してしまいました。
彼女を悲しませないためにも、貴方が彼女の家族を守りましょう。



尾崎紅葉


「真に神に愛されておるのは時雨の方じゃの」

神様は貴方の祈りを聞き入れて、貴方から妹を奪った村人たちを火にかけて殺しました。
其が神様に愛されている結果でなくてなんなのでしょう。



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すみません、期末が近づいてきているので今日と明日は一話のみ更新になります。

リクエストをしていただいている皆様、本当に申し訳ありません。

by甘楽 ヾ(@゜▽゜@)ノ

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