澁澤さんの所に入って「世界を敵にまわしてもいい・・・その覚悟もある。だから、私は世界の敵になる」と云ってみた (ユーリ様リクエスト) ページ40
前回と同じ夢主で、澁澤さんを選んだverです。
中島敦
「そんなことをしたら時雨さんがっ、」
何時誰に襲われるかも解らないし、何が起こるか解りません。
其の結果、死んでしまうこともあるでしょう。
そうなる可能性があると解っていて、貴方を止めないという選択肢はありません。
太宰治
「世界が敵でも、私は君の味方だよ」
寂しそうに微笑んでから貴方の前を去ります。
此れ以上貴方の側にいたら泣いてしまいそうでしたから。
好きな女性の前で泣きたくなんてないんです。
江戸川乱歩
「・・・僕は嫌だ。絶対嫌だ!!」
泣き叫んで貴方の腕を掴む手を離しません。
貴方と離れてしまうことも、貴方が傷つく可能性が増えることも、どっちも嫌なんです。
貴方には其の手を振りほどいて澁澤さんの元へ向かえますか?
芥川龍之介
「ならば僕が其の男を葬ろう」
「そうすれば時雨は何処へも行かぬだろう?」と真っ暗な瞳を貴方に向けます。
貴方を引き留めるためなら彼は何だってしますよ。
・・・だから何故病むんだ・・・←
中原中也
「あの男は・・・俺の仲間を殺しやがった。そんな奴の所に手前を行かせられるか」
かつての仲間だけでなく貴方さえも奪おうとする澁澤さんに対して、抱えきれないほどの殺意を揺らめかせます。
「一寸待ってろ」と彼は歪な笑顔で、貴方を置いて何処かへと歩いていきました。
澁澤さん逃げて、超逃げて。←
フョードル・ドストエフスキー
「・・・そうですか」
意外にもすんなりと引き下がった彼。
しかし貴方が何ヵ月か澁澤さんの元で過ごしていると、骸砦には太宰さんと彼の姿が。
さぁ、貴方を取り戻すための長い長い一日の始まりですよ。
ゲスト
澁澤龍彦
「君を世界の敵にさせる心算はない。君は私が守ろう」
「なら澁澤さんは私が守ります」と貴方が笑うと、彼は少しだけ驚きます。
「やはり君は私に退屈を忘れさせてくれる」と何時も通りの表情で云いました。
夢主が太宰と一緒に入水したのち、助けられてみた (黒狐様リクエスト)→←「澁澤さんか・・・死の家か・・・」と悩んだ結果、死の家に入って「悪いとも許して欲しいとも云わないよ、此処に居ると自分で決めたから」と云ってみた (ユーリ様リクエスト)
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パン - ダメだ・・・ 太宰さんが叫ぶと余裕で脳内再生ができてしまう・・・ 尊いなチクショウ (2021年7月31日 21時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
林檎って美味しいよね(プロフ) - 慎二はワカメ (2019年5月16日 23時) (レス) id: a6c10d24bc (このIDを非表示/違反報告)
朝霧雪(プロフ) - 甘楽さん» (*^。^*)いえいえ! (2018年12月7日 20時) (レス) id: a1c799e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽 - 朝霧雪さん» 本当ですか!ありがとうございます(*≧∀≦*) (2018年12月7日 20時) (レス) id: 50d5842c2b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧雪(プロフ) - 甘楽さん» 大丈夫だよ!なりましょー (2018年12月7日 20時) (レス) id: a1c799e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘楽 | 作成日時:2018年11月25日 18時