文豪たちの反応調査記録 其の漆

平凡で自信が持てない夢主が自分の首を締めているところを文豪に見られてみた (黛様リクエスト) ページ2

暗い過去とかはない設定です。
マフィアとかも知りません。




中島敦


「そんなことしないでくださいよ！」

彼は怒り、貴方に怒鳴り付けます。
自信がないのは彼も同じですからね。
其の彼の前でそんなことをするのは、許されることではありません。



太宰治


「君って子は・・・どうしてそう落ち込みやすいかなぁ」

「・・・ごめんなさい」とか細い声で呟きますが、彼は心配そうに顔を歪めます。
貴方から目を離すわけにはいかなくなりましたね。



江戸川乱歩


「平凡だから何？いいじゃん、それで」

彼のように頭がいいわけでも、とても美人だというわけもありません。
ましてや異能力もない。
そんな自分が彼の側にいていいのか、と不安なんです。



芥川龍之介


「・・・正しさなどすぐに揺らぐものだ」

一般市民である貴方は、普通に生きています。
そんな日常の些細な出来事で正しさを見失い、自分が嫌になってしまいました。



中原中也


「俺だっていい奴なんかじゃねぇんだ」

特別に優しいわけでもない自分に対し、彼は他人に厳しくも優しいですから。
自分には何もない。
彼がマフィアだとしらない貴方は、彼の中の正義に押し潰されそうになっていました。



フョードル・ドストエフスキー


「自分で云うのもなんですが・・・僕のような人間はそうそういませんよ」

彼といると自分の駄目なとこばかり気になってしまう貴方。
しかし、比べる相手が悪いだけですよね。
出来損ないなんかじゃありません。

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