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プロローグ ページ1

終わった……。







絶望感と共に、慣れないヒールのあるパンプスで痛む足を引きずり、重いのに収納能力が抜群にない就活バッグを抱えながら帰路に着く。


いつもなら、結果はどうであれ開放感を感じていたが今回はそうはいかない。


何回も道を確認したのに道に迷い遅刻。


遅刻はやばいと電話したはいいものの、てんぱって素っ頓狂な事を伝え、電話口のおねぇさんを困惑させた。




面接は予定通りに自分の想いの丈を話すことができたが、面接前の失敗で気が気ではなかった。



絶対落ちた。

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作者名：若狭 | 作成日時：2020年4月5日 12時

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