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「ありがとな……ちょっと君は直視できないけど、ありがとう……」
「え」
こちらを見ずにそう言われた。直視できないとは。ねえ！？ 直視できないってなに！！？？
「なんか最近の隊士は、めちゃくちゃ質が落ちてるってピリピリしてて皆……。那田蜘蛛山行った時も、命令に従わない奴とかいたからさぁ。その育手は誰かって言及されててさぁ……俺みたいな階級の者に、そんなこと言ったってさぁ」
「……おぉっと」
村田さんの話の途中で炭治郎と善逸が驚いた短い声と顔をしたのを見て私も同じ方を見れば、そこには綺麗なお姉さん。村田さんは気づいていない様で、まだ話を続けていた。自分から死亡フラグに頭突っ込んでるの気づいてないって、わりと致命的だと思うの。
「はぁ〜あ。柱、怖ぇよぉぉぅ……」
「こんにちは」
かかった声のなんと綺麗なこと。けれども村田さんはよくわからない音を口から吐き出して肩を跳ねさせた。まあ今まで柱の人達のこと愚痴ってたからね。そりゃそうだ。
「柱！ 胡蝶様ぁ！」
しゅばっと椅子から飛びのいた村田さんは、そう叫んで、そんな彼にしのぶさんは穏やかな声と笑顔で「こんにちは」ともう一度言った。
「あ！？ ドウモ！！ サヨナラ〜！！」
バン、と病室の引き戸を閉めた村田さんの行動の早いこと早いこと。炭治郎になにか言うでもなくこの部屋から退散したのを見るあたり、あそこで散々な目にあった様だ。世が世ならパワハラ。もしくはあれ、ええっと、うーーん……圧迫、め、め……めん……。
……………………あ、圧迫面接！ そうそれ！！
「あらあら、さようなら。……どうですか、体の方は」
もういなくなった村田さんに返事をして、しのぶさんは炭治郎にそう言った。炭治郎の向こうで善逸は顔を赤らめている。
善逸が前にしのぶさんのことを「顔だけで食べていける人」と言ってたけどほんとだよなぁ。めちゃくちゃ綺麗なんだよなこの人。因みに、「お前も顔だけで食べていけそうだけどな」と言われた言葉には「知ってる」と返しておいた。眉寄せて「そういうとこだぞ」って言われたのは記憶に新しい。
「かなり良くなってきてます」
「ではそろそろ、機能回復訓練に入りましょうか」
「機能回復訓練……？」
「はい！」
笑ったしのぶさんが最高に可愛かったのだけは伝えておく。
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ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» おっとそのパターンは予測してなかったですね……？ 美味しく味付けして食べてくださいね……。おやすみなさい！たまごさんさん(？)も風邪など引かれないようお気をつけて！！ (2020年2月5日 23時) (
レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - ではおやすみなさい、体調崩されないようお気をつけください! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - くそぅ…間に合わなかったか…Rainさんもっと語彙力落としてください（失礼）それかユズヒさんを食べます! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» コメントありがとうございます！ 因みにRainさんの語彙力は私が美味しく頂いたのでカケラも残っておりません。大変美味しゅうございました……(カップラーメンを眺めながら) (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» いくら言葉があれでも声がよければ全て良しとなる…ここはそんな世界……。とんでもないです！ 明日を楽しみにしててくださいね……！！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユズヒ
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作成日時：2019年12月8日 16時
