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「別になんでもないよ。……まあ、あの人がそういう人種ってわけではないだろうけども、私はあの人の声、好きになれないんだよね。声っていうか、声のトーン？」
「とーん？」
純粋な疑問の視線が炭治郎から向けられた。
うーん、と考える。言葉を説明するのって実は難しい。
「えぇっとね、音の雰囲気？ みたいな。そんな感じ。善逸があの声聞いたらほんとやばいと思うよ。私は心配」
「なんだよそれ。そんなやばいの？」
「嵌る人は嵌っちゃうの」
だからほんと、善逸はやばいと思うよ？ とにやり笑って言えば、えぇ……？ と眉を寄せた顔を浮かべられた。炭治郎は「そうなのか……」と呟いてるし、うーん困った。私のせいで少し空気が悪くなってしまった。
こんな時無遠慮に空気をぶち壊してくる伊之助は只今開店休業中で頼りにできないし、うむむむむ。
「でも、そうね。ああいう立場だと、あの声ってすごく得かな。なにせ人を鼓舞するには役立ちすぎる声質だから……」
「ふぅん……？」
「けど、それだけの理由で鬼殺隊の柱の人達があの人に頭を下げるわけじゃないだろう？」
「え？ まあそうなんじゃない？ いくら声質がそっち向きだとしても、不信感抱かれたら終わりだし……単にあの人の人徳なんじゃないかなぁ」
「じゃあやっぱり、お館様はすごい人なんだな！」
真っ直ぐにそう言われて、きょとんとしてしまった。うーん純真。驚くほどの真っ直ぐさ。
確かに、あの人の人徳は声によるものだけってのじゃないだろうね。あの人の人格によるものもあるんだろうけど、それをそんな真っ直ぐに言われちゃ私も言葉を飲んでしまうってもんだ。
人徳、人徳、かぁ。
「……そうだねぇ。すごい人なんだろうね」
“あの人”の人徳が声だけによるものだったのか否かなんて、今となってはわからないけれど。
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ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» おっとそのパターンは予測してなかったですね……？ 美味しく味付けして食べてくださいね……。おやすみなさい！たまごさんさん(？)も風邪など引かれないようお気をつけて！！ (2020年2月5日 23時) (
レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - ではおやすみなさい、体調崩されないようお気をつけください! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - くそぅ…間に合わなかったか…Rainさんもっと語彙力落としてください（失礼）それかユズヒさんを食べます! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» コメントありがとうございます！ 因みにRainさんの語彙力は私が美味しく頂いたのでカケラも残っておりません。大変美味しゅうございました……(カップラーメンを眺めながら) (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» いくら言葉があれでも声がよければ全て良しとなる…ここはそんな世界……。とんでもないです！ 明日を楽しみにしててくださいね……！！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユズヒ
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作成日時：2019年12月8日 16時
