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「次に、反射訓練。湯呑みの中には、薬湯が入っています。薬湯をかけ合うのですが、湯呑みを持ち上げる前に、相手から湯呑みを抑えられた場合は、湯呑みを動かせません」
反射訓練をしているのは炭治郎。真剣な顔つきで湯呑みと睨めっこしているも、アオイちゃんの「はい！」の掛け声と共に相手の女の子がかけた薬湯を顔面で受け止めてしまった。もう一度、と続けるアオイちゃんはきっと嗜虐趣味。
二度目は掛け声の後に炭治郎が湯呑みを掴んで嬉しそうな顔をするも、その湯呑みを女の子に抑えられてやっぱり薬湯を顔面で受け止めてたからもしかしたらあの女の子も嗜虐趣味なのかもしれない。可愛いね。
そこまで、の声で終わった反射訓練の後には、なんだかもう一つ訓練があるらしい。
「最後は全身訓練です。端的に言えば、鬼ごっこですね。
「えﾞ……可愛い女の子ときゃっきゃうふふの鬼ごっこ……？ 天国……？」
そう呟いた私の右隣には善逸、その隣にはがくりと肩を落とした炭治郎。左隣は同じく肩を落とした伊之助がいて、後ろには“明鏡止水”の四字熟語。
「すみません、ちょっといいですか？」
「？ 何か分からないことでも？」
「善逸？」
右手をすっとあげて、なにやら暗い音をぽとりと落としたのは我らが
「いや、ちょっと……来い、二人とも」
「え？」
「行かねぇ」
相変わらず伊之助の声がやゔぁい。いつになったら戻るんだろうね。
「いいから来いって言ってんだろぉがあﾞあﾞあﾞ！！！！！」
その声に驚いたのはカナヲちゃん、と呼ばれた子以外の全員。炭治郎と伊之助は震えてるし、あのアオイちゃんでさえも驚いた声を出していた。っていうか私はお呼びじゃないのかしら？
「オラアﾞ！！ 来いこらクソどもが！！ ゴミどもがぁぁあああ！！！」
「っあﾞーーー！！」
「てめ何しやがるっ！！」
「善逸私はー？」
「Aはそこで待機！！！」
「うっす」
ものすごい力で善逸に引き摺られて行く炭治郎と伊之助を見ながら問えばそう返ってきたので、大人しく正座のままでいよう。まあねえ、本来ならこれ、ちゃんと止めるべきだったんだろうなぁ。…………なんて今更、遅いんだけど。
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ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» おっとそのパターンは予測してなかったですね……？ 美味しく味付けして食べてくださいね……。おやすみなさい！たまごさんさん(？)も風邪など引かれないようお気をつけて！！ (2020年2月5日 23時) (
レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - ではおやすみなさい、体調崩されないようお気をつけください! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - くそぅ…間に合わなかったか…Rainさんもっと語彙力落としてください（失礼）それかユズヒさんを食べます! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» コメントありがとうございます！ 因みにRainさんの語彙力は私が美味しく頂いたのでカケラも残っておりません。大変美味しゅうございました……(カップラーメンを眺めながら) (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» いくら言葉があれでも声がよければ全て良しとなる…ここはそんな世界……。とんでもないです！ 明日を楽しみにしててくださいね……！！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユズヒ
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作成日時：2019年12月8日 16時
