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ページ37

「昼で間違いありません。あの山は木々に覆われ日の光が差す面積が少なかったので、昼でもあれは活動できたのかと」

「私、あいつと昼間に街で買い物したことありますけど。晴れの日に」


しれっと言ってしまったのは悪かったと思う。けどざわついたからと言って怪訝な視線を向けないでほしい。事実なんですけど!!


「どういうことだァ?」

「うむ! 人が風を操る等とは考えられん!」


傷だらけの人といやに声が大きい人がそう言って、いやまああれは人じゃないですし、と返してしまった。だって神ですし。神様ですし。


「風を操るっていうか……あれはどちらかっていうと剣術? 的なやつですかね。あいつは風神じゃないので、風操るとかはできないです」

「だが、現に俺達は吹き飛ばされた」

「その過程で“刀を振る”ってのがあったはずです。あれは本来、刀を振る勢いで鎌鼬起こして相手を斬るってやつなんですけど、それをなんか……なに、威力を落として使った? みたいで」

「地味に何言ってんだお前」


いやだ美丈夫にツッコミくらった。しかも正論。声もいいとかなんだお前。思わず嫌悪が顔に出たし寒気もしたでしょうがどうしてくれんだ。喋るな。くたばれ美丈夫。クソ美丈夫。


「そうだね。とりあえず、色々と詳細を教えてもらえるかな、A」


なんでこの人私の名前知ってんだ。ってかこの人がなんなのかいまいちよくわかってないんだけど、お館様? って言ってたよねあの傷だらけの人。なにがどうなってお館様って呼び方になるんだろうか。わかんね〜〜。


「えと、あー……じゃあとりあえず……」


まあでも、ご要望通り。わかるように頑張って話してみるとしよう。

第65話 神を自称した男→←*



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ユズヒ(プロフ) - 神月莉乃さん» コメントありがとうございます! すみません、こっちの準備を整えてからパスワードを外そうと思い遅くなってしまいました…。もうパスワード保護は外して全体公開にしているのでぜひ読んでくださいね!! (2019年12月8日 16時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
神月莉乃(プロフ) - もしかして続編ってパスワードかけてるやつですか?出来ればパスワード外してくれると嬉しいです!身勝手なお願いをしてしまい申し訳ないです…続編を出すならパスワードなしにしてもらえると嬉しいです!更新待ってます! (2019年12月8日 16時) (レス) id: a219a83582 (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» いいですよねあのシーン。私も好きです! 柱からしてみれば本当に得体の知れない存在ですからね…。人間分からないものは恐れてしまうもの…。あの二人のあのシーンを書きたいがために頑張りましたとも!! 優しい!! 世界!! (2019年12月2日 0時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
夜美 - 一日に何回コメントするのこの馬鹿夜美は。でも、生殺与奪の権って言葉が出てきて、あー!ってなりました。そのシーン好きなんです。柱から恐れられる(?)って相当だなぁ。そしてやっと帰ったぞ蝶屋敷ぃ!優しい人が多いねえ。紋逸と権八郎はナイス! (2019年12月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 17b8cf45ac (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - jolinさん» コメントありがとうございます!! ハマってくれて嬉しいです!これからもよろしくお願いしますー!! (2019年12月1日 20時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユズヒ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年10月22日 21時

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