15.もう一度あなたに�� ページ16
ーno sideー
それは突然の事だった。
穏やかな午前中、Aは昼食の手伝いの前にローにコーヒーを届けに来ていた。
A「船長、コーヒーどうぞ」
ロー「ん。」
(ガシャン！
コーヒーを受け取ろうとしたローの手が空を切り、コーヒーが床にこぼれた。
ロー「おい、なにして………あァ？」
ローがAを見ると、そこには姿はなかった。
？「だれ？」
幼い、鈴のような声を聞いて視線を下にやると、Aに似た少女が座っていた。
シャチ「ホントにあれAなんですか！？」
ロー「髪色や目の色からしても間違いないだろう。問題は何故ああなったか、今後どうするかだ」
件の少女、Aは部屋の隅でベポとあそんでいる。
Aは大体10歳行かないくらいの姿になっていた。その頃の姿なのか、今と違って黒髪の裾はダークオレンジだ。
イッカク「キャプテン！！電話です！！」
ロー「チッ、忙しい時に！誰だ！？」
ローがイライラしながら受話器をイッカクから奪うと電話の向こうから少女を呼ぶ声が聞こえた。
ハン「A！Aは無事か！？」
ロー「おい女帝屋！無事ってのはどういうことだ」
ハン「トラファルガー……！」
ハンコックの話によると、Aが小さくなったのはある薬のせいだと言う。
ハン「『child memory』という、1番大事な思い出があった時期辺りまで時を戻す薬じゃ。」
ロー「なんでそんなもん……」
ハン「前に聞いたAの悩みの解決になると思って送ったのじゃ。ただ、それは少し難しい薬でな。用法を書いた手紙も同封したのだが…」
手紙に、届いたら連絡せよと書いたにも関わらず待てど暮らせど電伝虫が鳴らない。
ハン「それで電話したのだが……遅かったようじゃな」
シャチ「あのプレゼント海賊女帝のだったのか……」
ジャン「手紙はついていなかった。恐らく途中で落としたのかもしれんな」
ロー「そんなことより戻る方法だ。難しい薬とか言ってたな、戻れるのか？」
ローがハンコックに問うと、少し沈黙があった後言葉を選ぶようにゆっくりと話し出した。
ハン「戻る方法は2つ。1つは時間経過。だがこれは１ヶ月かかる。」
１ヶ月も主戦力の1人であるAが居ないのは痛い。クルーの誰もが眉根を寄せた。
ロー「もうひとつは？」
ハン「幼少期のAの願いを叶えることじゃ。」
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かみつれ(プロフ) - 静乱さん» 嬉しすぎて見た時叫びかけました笑！楽しみにして下さってめちゃめちゃ嬉しいです！本当にありがとうございます！！ (2020年6月23日 20時) (
レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
静乱 - 「これからが楽しみだな。」えぇ！めちゃくちゃ楽しみですよ！！かみつれさんのペースで頑張ってください！ (2020年6月23日 19時) (レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
かみつれ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
かみつれ(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2020年6月17日 17時) (レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かみつれ | 作成日時：2020年6月17日 9時
