10.プレゼントに欲しいのは�� ページ11
ーシャチsideー
A「私水取りに行きたいんだけど…」
シャチ「俺が行くって！」
A「別に自分で行けるよ？」
シャチ「大丈夫！俺行く！(船内に入られたら俺の首が飛ぶ！)」
Aの誕生日だから宴をやろう！と言い出したペンギンの案に乗って、船内は準備で大忙し。
俺は船内にAを入れないように時間稼ぎをする係だ。
「もしバレたら船長にバラして貰うからな！」と脅しを受けているため、Aを船内入れないように俺は奔走していた。
A「変なシャチ」
シャチ「ハハハ…」
ベポ「Aー！」
シャチ「ほら！ベポも呼んでるし行ってこいよ！俺が取ってきてやるから！」
A「ふーん？…わかった」
変だとは思われてるみたいだけどバレてないからセーフ！！
心の中でガッツポーズをしながら厨房に向かう。
シャチ「準備どうだー？」
イッカク「順調よー！」
ペン「後はスクイードがケーキを作り終われば完成だ」
ペンギンの言葉に厨房を見ると、5段位のケーキがそびえ立っていた。
スク「もう終わるのでAちゃん呼んでくれて大丈夫ですよ〜」
シャチ「りょーかい！」
A「シャチ、ドア開けないの？」
シャチ「A、ドア開けてくんね？」
A「なんで？」
ベポ「いいからいいから！」
A「……？」
Aが首を傾げつつ食堂の扉を開けた。
(パンパンッ！パーーン！！
全員「誕生日おめでとう！A！」
A「………え？」
イッカク「皆で準備したのよ！」
スク「Aちゃんの好きな物、沢山作りましたよ！」
「ケーキもあるぞ！」「おめでとー！」「こんなめでたいこと早く言えよな！」
ペン「知ったのが今日だったから宴だけだけど、来年からはもっと盛大だぞ！ね、船長！」
ロー「そうだな。」
皆が声を掛けるが、Aは下を向いて黙っている。
ベポ「A？…もしかして嬉しくない？」
ベポの寂しそうな声にAは首を振り、顔を上げた。
その顔は、サイッコーに嬉しそうだった。
A「嬉しい！！嬉しいよ！ありがとう皆！」
嬉し泣きをしながら笑うAの顔を見て、嬉しくなった俺はAの髪をぐしゃぐしゃと撫で回した。
シャチ「おめでとう！A！！」
今日は、俺たちの大切な仲間の誕生日だ。
難しいことは分からねぇけど、妹のような友達のような…そんな愛しいAが、これからも笑顔でいれたらと思う。
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かみつれ(プロフ) - 静乱さん» 嬉しすぎて見た時叫びかけました笑！楽しみにして下さってめちゃめちゃ嬉しいです！本当にありがとうございます！！ (2020年6月23日 20時) (
レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
静乱 - 「これからが楽しみだな。」えぇ！めちゃくちゃ楽しみですよ！！かみつれさんのペースで頑張ってください！ (2020年6月23日 19時) (レス) id: bdcfc846cf (このIDを非表示/違反報告)
かみつれ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
かみつれ(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2020年6月17日 17時) (レス) id: 4774b9ee20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かみつれ | 作成日時：2020年6月17日 9時
