妖精はヴィランの学校にいるⅣ (ページ33)

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第137話ページ33

クレアside

ユウ「クレア先輩、どうやって戻ります？」

クレア「ん～…滞空時間的に歩いては帰れないし…箒はオクタヴィネルが無理じゃし…」

フロイド「そこの川に水があれば元の姿に戻って泳げんだけどねぇ～」

水…水？

クレア「そうか…そういうことか！カリム！この川を満たせるだけの水を出せるか？」

カリム「水が欲しいのか？クレア？ん～……多分いけると思うぜ！」

クレア「フロイド、ジェイド、頼む」

ジェイド「承知しました」

フロイド「いいよぉ～」

2人が人魚に戻ったが…さて、くふふ…
わしもちと遊びたい

クレア「監督生、おいで」

ユウ「え、あ、はい？」

無詠唱でユニーク魔法を発動させる

黒き魂の源(ソウス・オブザ・ブラックソウル)

ユウ「せ、先輩！？」

ブロットはわしの周りを渦巻く、が、

クレア「完全には元には戻らんか…」

リドルの時と同じ姿のオーバーブロットになってしまった
…やはりあの石が原因か……早めに壊されてくれんかの……

ユウ「これ、って…！？」

クレア「正直な話こっちの方がオーバーブロットを戻すのは早い」

アズール「クレアさん…ですか？」

クレア「間違えないの」

とりあえずさっさと支度して帰るか