妖精はヴィランの学校にいるⅣ (ページ23)

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第127話ページ23

ユウside

クレア「おはようじゃな！って…お主らどうした？」

アズール「おや、クレアさん、別にどうもありませんよ
ただ、ジャミルさんの負担を軽減しようと料理のお手伝いを…と」

ジャミル「別にいらない！俺一人で十分だ！」

クレア「どうどう…ちと落ち着かんかジャミル
副寮長が荒げては寮生が不安になる」

わお、大人な発言

ジャミル「…あぁそうだな、すまない」

ジェイド「流石クレアさんですね、こういうのには慣れていらっしゃるのですか？」

クレア「ん？あぁ、まぁな
戦場だと指示を出すべきであるわしらが荒げては周りも不安になる
その為にどんな状況でも冷静に状況を判断する必要があるからな」

グリム「お前も結構物騒なんだゾ…」

グリム、シッ…！
そんなこと言っちゃダメでしょ！
クレア先輩は立場が立場なんだから！

カリム「まぁクレアは茨の谷の女王の腹心だとも言われているからな！」

ユウ「おっと、それは初耳」

クレア「そうでもないぞ？そもそも好きでこの仕事しとるわけじゃないし」

カリム「そうなのか？」

クレア「女王も馬鹿よの、いつ裏切るかもしれぬ爆弾を側に置くなど」

そう言ってクレア先輩は顔を俯かせた

クレア「_______________________________________…」

この言葉が何を言っているかなんてわからなかった