妖精はヴィランの学校にいるⅣ (ページ22)

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第126話ページ22

クレアside

クレア「あ、月」

最近見ていなかった、この景色
月が昇るこの景色は昔はよく見ていたが今は全く見ていない

クレア「平和になったからか…それとも……」

はぁ…いかんな、あの魔法が戻ったせいで悪い方に考えがよく行く…
まぁ記憶が一部ないのは気になるが…分かるわけないな

ユウ「クレアせんぱーい！」

クレア「おや、ユウか」

ユウ「大丈夫ですか？記憶戻ったばっかりなんですよね…？」

クレア「大丈夫じゃよ、月はこんなにも綺麗だったかと思うての」

ユウ「よかった…でも！もし無茶なんてしたら殴ってでも止めますからね！」

クレア「くふふ、そうかそうか」

月に背を向けわしは歩き出した

ユウ「あれ？どこ行くんですか？」

クレア「ちょっと寝てくる、多分起きるのは明日頃だろうがな」

そのまま後ろを見ずに魔法で移動する

クレア「私は多分何度も前を向いても壊れていく一方何なんだろうな」

シュンっ