妖精はヴィランの学校にいるⅣ (ページ14)

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第120話ページ14

ユウside

ユウ「あの…聞いておいた身で言うのもなんですが…言って良かったんですか？」

僕はそうクレア先輩に聞いた

クレア「くふふ、構わぬよ
そろそろレオナ以外に打ち明けれる者を探しておった次第よ」

ユウ「そうでしたか」

少し緊張がほぐれた

クレア「まぁそれもあるが…お主、ノイズの友人なのであろう？」

ノイズというのが誰か分からず首をかしげる

クレア「あぁ～ノイズというのは…お主が前言っておった…前世の記憶がある友人？じゃな！」

ユウ「ハーツラビュル寮での…」

クレア「あの子はわしの一人息子よ、正直あの話を聞いたとき嬉しかった
あんな最期になってしまって、罪悪感があったからの…
向こうで元気に過ごせて何よりよ」

そう先輩は笑う
でもその笑顔は悲しい

ユウ「クレア先輩、ノイズに会いたいですか？」

クレア「何を突然」

ユウ「僕がもし…帰れたら、それをあいつに伝えます！
あいつは貴女に会いたがっている、だから…貴女とともにいさせてあげたいんです！」

クレア「そうか、なら期待しておこう！」

先輩は満面の笑顔で笑った

クレア「だがやり方が分からなければ意味がないであろう」

ユウ「うぐっ！」

クレア「わしはやり方を知っておるからそれを教えておこう」

ユウ「本当ですか！」

クレア「ああ！」

今日の夜はとても楽しく長い