妖精はヴィランの学校にいるⅣ (ページ13)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:11,648 hit

第119話ページ13

ユウside
　

クレア｢さて、話を戻すか
＿＿そんなことが永いこと続きリリアは女王に仕え始めた｣

クレア先輩は陽気に話し始めた

クレア｢わしはリリアが帰るまでユニーク魔法の特訓をしていた
わしユニーク魔法、【黒き魂の源(ソウス･オブザ･ブラックソウル)】はブロットを自在に操れる｣

クレア先輩のユニーク魔法はその力をみせて(コピー･ザ･マジック)じゃないの…？

クレア｢ブロットを操るにはとてつもない集中力がいる…そんなときに彼奴等が来た
彼奴等はあのユニーク魔法の恐ろしさを知ってか知らずか…わしの魔力を封じた｣

クレア先輩が歯ぎしりをした

クレア｢ブロットを操っていた身体は急激な魔力の変化に耐えきれず

オーバーブロットした｣

ユウ「オーバー、ブロット…って」

クレア「詳しいことは覚えていない…この後は記憶が曖昧なんじゃ…
オーバーブロットが終わった後も、その何年後か先の穴の空いた出来事も…
まるでここ一帯の記憶が全て抜け落ちてるような…そんな…」

クレア先輩は少し落ち込み気味でそう言った
怖い…だろうな自分のことがわからないなんて
だから僕はこう言った

ユウ｢クレア先輩…大丈夫です｣

クレア｢監督生？｣

ユウ｢苦しかったでしょう？大丈夫です
ですから、話してください
貴女のユニーク魔法も今までの想いも｣

僕がそう言うと先輩はどんどん他の事も語っていった

クレア先輩の隠してきたもの全てを