鼻のきく女子高生

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「用事があるならいいよ。」

沖矢「え？」

「大事な用事ならそっち優先して構わないから。後で連絡して。」

沖矢「いえ、そういう訳ではなく………」

テレビ『今日のピックアップニュース！今日は空手の"無敗の男"京極真さんについてピックアップしていきたいと思います！』

「へぇ、無敗の男だなんて。京ちゃん強くなったな………」

沖矢「お知り合いですか？」

「幼馴染ってとこかな」

沖矢「なるほど」

小さい頃よく遊んでたな。

京ちゃんに空手教えてもらったり追いかけっこしたり………

今では園子の彼氏だなんてな………

「ほんと、やるな。京ちゃん………」

テレビ『京極真さんは空手会の王者と言っても過言ではありませんね！』

眉毛の絆創膏

いつでもつけてるな………

「怪我……？いや、それなら連絡が来るはず………癖でもないな。昔はしてなかった」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

沖矢「ハヤシライス出来ましたよ。」

「ん？あ、ありがとう。うわぁー！卵焼きまで乗ってる！美味しそぉ！いただきます！」

沖矢「どうぞ、召し上がってください」

ﾊﾟｸｯ

「ふわぁ、卵はトロトロだしハヤシライスはちょうどいい火加減で美味しい。」

沖矢「気に入ってもらえてよかったです。」

「赤井さん。」

沖矢「なんだ？……あ」

「(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww」

沖矢「ん"ん"。私は沖矢ですよ？Aさん」(怒

「ごめんって」(笑

沖矢さんの声で言われるとなんかツボだわ(笑

だって大人しそうな声で「なんだ？」はダメだろ(笑

「腹筋崩壊する」(笑

沖矢「どんだけ笑ってんだ」ﾎﾞｿｯ

「もっと慎重にいかないと安室にバレるよ？」ﾆﾔﾆﾔ

沖矢「ほほぉ、私がそんなに甘いとでも？」ｷﾞﾛｯ

「あ、なんでもないです」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

おー、怖い怖い

「ご馳走様でした。美味しかったよ。ありがとう」

沖矢「またいらしてくださいね。後、明日行けると思うので迎えに行きますよ。」

「え、でも悪いよ。相澤に迎えにこさせるから大丈夫。また明日ねー！」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ｶﾞﾁｬｯ

沖矢「はぁ、目が離せないですね………」

ﾋﾟｯ




赤井「Aは………」ﾆﾔｯ

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