鼻のきく女子高生

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｢くあぁぁぁぁ……眠っ｣

先生｢Aでかいあくびしてんな｣

｢あ、先生どうも｣

先生｢どうも…じゃないだろ……はぁ、こことここの問題とけ｣

だるいな………

｢30x＋68ｙと5080……ですよね？｣

先生｢はい、今日も教科書無しで正解したな。ちゃんと起きてろよ｣

早く終わんないかな……

キーンコーンカーンコーン

あ、終わった

先生｢今日はここまでだ。ここのQ1明日までにやってこいよ｣

生徒｢はーい｣

蘭｢また、先生に注意されてたねAちゃん｣

｢だって眠いんだもん｣

園子｢ねぇねぇ、今からポアロ行かない?｣

｢ポアロ…？｣

蘭｢いいね。Aちゃんは？｣

えぇ……眠いな………

｢蘭……膝枕………｣

蘭｢あ、あははは……｣

園子｢ポアロ行ったらやってくれるんじゃない？｣

蘭｢え!?｣

｢本当？｣

蘭｢うぅ……分かったよ……(その目は反則……)｣

｢なら行く｣

園子｢それじゃあポアロに出発!!｣

＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿

カランコロン

？｢いらっしゃいませ……あ、蘭さん、園子さんと
……そちらは？｣

園子｢この子は一条Aちゃん。私たちと同じクラスの子なんですけど……｣

安室｢こんにちは、僕は安室透って言います。よろしくお願いします。｣

｢………(ﾌｲｯ｣

この男なんか怪しい…………

笑顔が嘘っぽい

蘭｢ごめんなさい、Aちゃん知らない人と話すのが苦手で……｣

ｸｲｯ

｢蘭……｣

安室｢ははは、今日は何にしますか？｣

園子｢じゃあ私はチーズケーキと紅茶で｣

蘭｢私も同じもので………Aちゃんは？｣

｢いらない｣ﾌｲｯ

安室｢そうですか……｣

蘭｢じゃあ以上で｣

安室｢少々お待ちください｣

この人嫌いな匂いがする

｢帰る｣

蘭&園子&安室｢｢｢え？｣｣｣

｢その男嫌いな匂いがする。｣

安室｢匂い？｣

｢僕、安室とは気が合わない……沖矢兄さんの方がいい｣

安室｢沖矢……？｣

｢じゃあね蘭と園子｣

ｶﾞﾁｬﾝ

園子｢Aちゃんがあー言うなら仕方ないの…かしらね｣

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