読点で読者を操れ ページ5
句読点というものがありまして。
「。」が句点、「、」が読点。合わせて句読点(くとうてん)といいます。
学校の授業みたいですね。大嫌い。
この句読点、なんと読者の心を操ることができるのです。
・・・本当に操るわけじゃないですよ。
組み合わせ次第で読者に『評価の一番右の星ポチッと』、なんてさせれませんし。
やれたらとっくにやってる。で、他人には絶対教えない。
話が逸れましたね。
「、」は文の区切り、「。」は文の終わりに使われるものですが、
読者を操る上で大切なのは「、」の方。
読者は文章の中に「、」があると思わず一呼吸おき、次の文章にかすかな期待を寄せるのです。
逆に言った方が分かりやすいですかね。
作者が文章中に「、」を多用しすぎると読者は一々一呼吸置かなくてはならなくなり、とても疲れてしまうのです。
ほら、どうでしょうか？
試しに、読点を、多く、使ってみました。
とても、読みにくいと、思いませんか？
人は、無意識のうちに、読点で、一呼吸、おいてしまうのです。
とても、読みにくいし、よく分からないけど、イライラします。
そろそろやめましょうか。
読点ばかりの文章では読者の疲労感を煽り、テンポも悪くなってしまいます。
また、読点をつけずにいると読者が一呼吸置けなくなり、これも疲れてしまいます。
適度に読点をつけ、読者が休憩出来るようにしましょう。
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＊なんでもかんでもぶっ込めば良いってモンじゃないぞ！
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神有月(プロフ) - 歌音さん» ありがとうございます！ 更新については不定期になると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2017年3月7日 3時) (
レス) id: 42cf77caba (このIDを非表示/違反報告)
歌音(プロフ) - 初コメ失礼します。 面白く、またわかり易く説明されていてとても良かったです！ 注意書きのとおりサラッと読むつもりでしたが、作者さんの文章が面白くてついじっくり読んでしまいました（笑） 更新頑張ってください！ (2017年3月7日 1時) (レス) id: 625bacb77b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神有月 | 作者ホームページ：http://Kamiari-Tuki
作成日時：2017年3月2日 17時
