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さんじゅーいち。 ページ32

chi「俺の話を聞いて欲しいです。「

夜空を見て悲しそうに話し始めた。。。

chi「…俺はH国出身でした…」

『ッ…?!』

chi「大丈夫です。襲ったりなんかしないっす。
俺の親父はあのクソ王でした。

けど俺は産まれて直ぐに捨てられたんです。あの王に。

俺は、ほぼほぼ今まで一人で生きてきたんです。

…ちょうど6歳ぐらいの時、噂に聞いたんです。
城の地下に若い女がいる、と。

あのクソ王のせいで自由を奪われてしまったその方に、家族にどうしても謝罪しないと、と。

そっからその方が我々国の人だって知って我々国へ来たんス。

そしたら幹部のお姉さんだってわかりました。

だから謝るために軍に入りました。
ひたすら訓練して、強くなって、その人を守れるように。
まぁ、許してもらえるかわかんないんすけどね。

実際それは口実で、その人はすごく優しい人だって、我々国の人や幹部は言っていたんです。

俺は生まれてから 愛 と 温かさ を知らないんス。
だからその人に教えてもらいたい、と思ってきたんすよ。

まぁまとめるとあのクソ国王の代わりに謝罪して、
その方に忠誠を誓いに来たんす。」

『そう、なんや……』

…いい子すぎる。
貴族なのに親に捨てられて、

けど親の為に自由を奪ったに謝るために
国を跨いで謝りに来て

『…辛かったね、チーノくん。』

私は頭を撫でてやる。

『チーノくんに温かさと愛を教えてあげる。
あと私の部下にしてあげる!だから…泣いていいんよ…』

―――――――――
chi side
―――――――――

Aさんに頭を撫でられた。

すごく、心が暖かかった。

自然に目から涙が出てくる。

『ッ……』

涙を流す俺を抱き締めなからAさんは話し出した。

you「…我々国の幹部はね、みんな私が育てたの。」

『…へ、?』

you「あの子達はね、みんな捨て子だったの。

私がね、捨てられてるところを拾って育てたの。

だからね、チーノくんとあの弟達は似てる…

だから弟達とも気が合うよ、だから…

幹部になり、? (にこっ 」


そうなんだ。
…俺、我々国の幹部はみんな貴族だと思ってた。

けど違った。


このAさんに育てられたんやな…

さんじゅーに。→←さんじゅー。



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狼神 - うちも今、中一で周りにwrwrd知っとる子8人くらいおるなー!知っとる子がいっぱいおってよかったって思ったー! (2019年8月16日 5時) (レス) id: bbe82c2bb8 (このIDを非表示/違反報告)
マスクの妖精脅威 - あと、こういう小説好きです( ˇωˇ ) (2019年8月2日 20時) (レス) id: 3c475e8f9c (このIDを非表示/違反報告)
マスクの妖精脅威 - ゆーさんさん» すいません、今更言うのもって感じですけど…nmmnを守らないのは悪いことです、けれど占ツクは夢小説等の小説なので…見なければいいことと思います、それで済ませられないのは知っていますが… (2019年8月2日 20時) (レス) id: 3c475e8f9c (このIDを非表示/違反報告)
マスクの妖精脅威 - 神ぺいじゃなくてしんぺいですよ(小声) (2019年8月2日 13時) (レス) id: 3c475e8f9c (このIDを非表示/違反報告)
ローランのロマン - 竣@常に眠いさん» じゅーきゅー。の最後の方にゾムが抱きついてくるシーンで夢主をすずって呼んでますよ (2019年5月12日 16時) (レス) id: d59d72eba2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竣@常に眠い | 作成日時:2019年2月19日 17時

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