13人の子供を拾いました。[wrwrd]

じゅーに。 ページ12

Aside
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あれから数日間か拠点で体力を付けた。
それから今城へと向かい、城への侵入ができたところだ。

『はぁｯはぁｯ…』
息が口から漏れる。
そこで迫ってくる数々のトラップで数十人の兵士が命を無くした。

『…なんやねんここ…ｯ…』
私は走り続ける。総統室へと向かう。
けどその走り続けた床は一気に抜ける。落とし穴だ。
『は……ｯ…？！』
自分の体が宙に浮く。
そして私はその落とし穴に落ちてしまった。

地面とぶつかる嫌な音がする。
そこで私は意識を手放した_。

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rb side
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……とりあえず…終戦、？したのか？

『一旦休戦といったところやな…』

姉ちゃんが戦争へ行って軽く2週間程過ぎた。
ボロボロになって帰ってくるここの幹部の人と
兵士が城へ運ばれてきた。

今は朝5時。何故か早く起きた。
俺以外はみんな寝とる。

…あれ、なんか廊下から聞こえる……？

俺はその時人生の中で絶望を感じた。
あぁ、聞かなきゃよかったな、と。

兵士「…おい、A様は…？」
兵士1「……わからないんだ……」
兵士「…は…？何を言ってるんだ…？」
兵士1「だから！！！！

A様は……多分命を落とされたんだ……
A様には心拍で起動するGPSが付けられていた。あれは誰がどのようにしても絶対に取れない。
その…GPSの反応が………ないんだ…ｯ…

そして…こちら側の敗戦だ…」

『…は……？ね、ぇちゃん…が…
い、ゃそんなはずない…やろ……？』

俺は涙を流した。
ボロボロと大粒の涙を流した。
目が腫れるまで泣いた。
そんなわけない。姉ちゃんが死ぬわけない。
約束まだしとらん。褒めて言うたｯ……手合わせするって言うた…ｯ

『いやｯ…いややぁｯ……』

sya「…んん…？ロボ…っておい！どうしたんや！！」
俺に気づいたシャオロンが近寄る。
もう泣きすぎて話すことも出来ひんわ。。
kn「…なんやぁ…どしたんシャオロn…ってどしたんロボロ？！？！？！」
あの寝起きの悪いシッマも起きとるわ…

『…はは、シャオロン、シッマ。
俺…どうしよう……はは……』

苦笑いしながら涙を流す。
あまりにもうるさかったのかみんな起きてきた

gr「…どうしたんだロボロ。」

『…ぐる、ｯ…お、れ、もう無理やぁｯ…』

俺はみんなに話した
兵士が城へ帰ってきたこと
廊下で兵士が姉ちゃんの死が確定であること
そして…
姉ちゃんが帰ってくる可能性は1％。
いや、ほぼ0％に近いということ。

gr「は……な、…にい…ｯ……」

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