【鬼滅の刃】鳴柱様は静か【我妻善逸】

稲妻13 ページ14

善逸side









善逸「う、んー.......」









目を覚ますと俺はベットで寝ていた




あぁ...Aちゃんをここまで運んできて、




しのぶさんに大丈夫って言われた瞬間安心して
そのまま寝ちゃったのか









胡蝶「おはようございます。善逸くん」




善逸「っ！ お、おはようございます！」









ぼーっとしてたらしのぶさんが部屋に入ってきて




凄いびっくりした.....









胡蝶「よく眠れたみたいですね、怪我の調子はどうですか？」




善逸「もう大丈夫です。あの、Aちゃんは...」




胡蝶「Aさんならまだ寝ていますよ。
...善逸くん、昨日はありがとうございました」




善逸「え？」









不意にしのぶさんにお礼を言われて固まる。




俺、昨日は何もしてない.....









胡蝶「Aさんの事です。本当に無理ばかりして...
柱になったばかりの頃、体調が悪いのに任務に行って1度生死をさまよったことがあるんです。

今回の任務は下弦の鬼との戦い
万全な状態でなら無傷で帰って来れるはずです

あれだけの高熱に足の怪我、
Aさん単独だったら危なかったかもしれません

だから、善逸くんがいてくれて良かった」









ニコッと優しく微笑むしのぶさん









善逸「.....でも俺は、Aちゃんを守れません...」




胡蝶「十分、私は守ってくれたと思いますよ
頸を切ったのも善逸くんでしょう？」









本当に、俺が切ったの？




黙り込んだ俺にしのぶさんさんは




また優しく声をかけてくれた。









胡蝶「この後、私は任務で蝶屋敷を留守にします。
善逸くんはAさんのことを頼みますね」









そう言ってしのぶさんは姿を消してしまった。




炭治郎も伊之助も任務でいないし




しのぶさんも任務でいないから
アオイちゃん達は大忙しみたいだった。




きよちゃん達にAちゃんの部屋を教えてもらって




控えめにノックしてから部屋に入った。









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