稲妻15 ページ16
Aside
熱で頭がボーッとする。
そして、なんだかすごく不安で怖い.....
『ごめんね...善逸。迷惑、かけて.....』
善逸「何言ってるの...迷惑なんかじゃないよ」
『...あの時、善逸がいてくれなかったら私.....
ダメだったかもしれない。
桜子さん達も、誰も守れないままだった.....
私、柱なのに...ちゃんと、しなきゃいけないのに.....』
『...私、何もできてない.....』
自分の無力さに涙が溢れてくる。
私は鬼殺隊でみんなを守らなきゃいけないのに。
柱なのに、いつも周りに迷惑かけてばかりだ.......
善逸「そんなことないっ！！」
善逸が大きい声でそう言った
善逸「何も出来てないのは俺の方だ...！
俺、Aちゃんと初めてあった時に思ったんだ
君を守りたい。君のために戦いたい。って.....
わかってる。Aちゃんが俺よりずっと強いこと
それでも、せめて1番近くで支えたかった...！
なのに俺は...体調悪いのすら気づけないし、無理までさせた。俺が強かったらこんなことにはならないのに...！！」
ポロポロと涙を零しながら話す善逸
善逸がこんなに私の事考えていてくれていたなんて...
『...善逸。ありがとう』
上半身を起こして腕を伸ばし、善逸の首に腕を回した
驚いたのか善逸は一瞬ビクッと体を強ばらせたけど
ゆっくり背中に腕を回した
『善逸がそんな風に思ってくれてたなんて、
私、知らなかった...』
善逸「恥ずかしいし、言えるわけないじゃん...」
『でもね、私は善逸のこと...一番信頼してるよ』
善逸「こんな俺じゃ、頼りないかもしれないけど
.......もっと頼って欲しい...無理しないで.....」
善逸が甘えるように私の方に顔を埋めた。
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コハク(プロフ) - 更新嬉しいです！ (2020年3月1日 23時) (
レス) id: 5073bc8fef (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - きのさん» すいません！教えて下さってありがとうございます。すぐに直します！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 6a9edb6f81 (このIDを非表示/違反報告)
きの - 誤字がありましたので…稲妻12にて、蝶屋敷が超屋敷、となっていました。大変だとは思いますが、これからも更新頑張って下さい。 (2019年12月5日 20時) (レス) id: b4f9762f22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2019年11月20日 0時
