稀血の少女。【鬼滅の刃】

捨玖 ページ21

Aside









煉獄「少なからず、鬼舞辻はここへ現れるだろうな！」




宇髄「鬼舞辻の頸を斬ることも大事だか、最優先すべきはAの安全の確保だ」





伊黒「二手に分かれるのが妥当だろうな」









そうして二手に分かれることが決まった


私は炭治郎、善逸、伊之助、義勇さん、時透くんと
一緒に本部へと向かう事に


他の柱の方はここに残り、鬼舞辻に備えるそうだ。









冨岡「俺は一足先に戻る。時透、Aを頼む」





時透「わかりました」









そう言い残し、義勇さんはあっという間に行ってしまった


私も着物では動きにくいので袴に着替え


身支度を済ませた荷物を持とうとすると


誰かに荷物を取られてしまった









時透「これは僕が持つ、傷まだ痛むんでしょ？」





『ですが...！』





時透「いいから。ほら、早く行くよ」





『あ、ありがとうございます！』





時透「ん」









時透さんは短く返事をするとスタスタと歩いていってしまった


それを追うように私も歩き出すと


ふと時透さんが立ち止まり、振り向いた。









時透「あと...別に敬語とかいらないから。
俺の方が歳下だし」





『わかった...！ありがとう、時透くん (ﾆｺｯ』









時透くんはすぐにﾊﾟｯと前を向いてまた歩きだす


私もその背中を追った









時透(.....あの笑顔は反則でしょ...//)









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