元RTA走者と地下彷徨２【Undertale】【クロスオーバー】

エピソード ページ37

鈍感すぎワロタ…。

＊笑ってないじゃないか

ここまで鈍感だとは流石に思わないじゃん。

そうCharaに言うも、あーでもな、とフリスクを思い出す。
フリスクはかなり意識させようとしていたし、何より私が恋心もない時から目に見えそうな程の愛をくれていた。好きだ愛してると、沢山の言葉や行動を貰っていた。好きじゃないのに、受け取るだけでいいからと言うように。

互いにだんだん好きになって行く、っていうのは…何か違う。

『…普通の恋愛ってそんな感じなのかなぁ。』

誰に言うでも無いような声が漏れる。普通？と聞き返してくるSionちゃんに、あはは、と誤魔化すように笑った。
普通の恋愛、とまぁ今世で初めて誰かを好きになった(ならされた？)私に言われたくはないんだろうが、他の人を見ていてそんな感じなのかな、と思う。


要は甘酸っぱい恋愛だよねこれ。うん、私の恋愛は…正直言って本当に、落とされた、に入るし。

「私の事はともかく…
面白いエピソードとか無い？」

『え、エピソード？』

好きになっちゃったけども、と思っているとSionちゃんから何かエピソードはないのかと聞かれる。
エピソード…地下で起こった事でも言えばいいのか、それとも地上だろうか。…どっちでもいいか。

『そうだなぁ……性転換の薬を置いておいたらフリスクが中途半端に飲んじゃって、正反対の事しか喋れ無くなったりとか？
治るまで滅茶苦茶嫌い嫌いって言われたよ…。』

「性転換は理解出来ないが…
正反対の言葉だけど嫌いって辛そうだな…」

性転換…？と困惑しているSionちゃん。ああ、性転換した時のも話した方がいいだろうか。

『そうそう、アルフィスに頼んでね。何故かアルフィスって、吸血鬼化させたり、性転換させたり、猫耳尻尾生人体に影響がある薬作るのか得意でね、良く頼んでるんだ。
因みに味はスライム味だったり、カルボナーラだったりマヨネーズだったりするよ。』

「アルフィスが凄いのは分かった。
だが何故独特の味なんだ…」

Alphys凄いな、と感心しているSionちゃん。この特技を持ってるのは私達の世界だけだとは思うけど、できない可能性がないから頼んで見るのもありかもね。

『Sionちゃんは？SionちゃんはこっちのSansとのエピソードってない？』

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