再会 ページ29
爆睡してるサンズを持ってガスターさんが仕事している部屋のベッドに連れて行ったり、ソファに深く腰掛けているフリスクの熱がまた上がってないかとちょいちょいとしたお世話をしていると、コンコンコンと一軒家の扉がノックされる。
『あ、Sionちゃんかな。』
『…変なのだったら僕が処理するから。』
『こえーよ馬鹿。』
処理、というフリスクに冗談でもSionちゃん達の前で言ってほしくないなあなんて思いながら、一軒家のノックされた扉を開ける。
『…!
SionちゃんとこっちのSans!久しぶり!』
扉を開けると、SionちゃんとこっちのSansがいる。また会えた、と嬉しくなって笑いながら言うと、Sionちゃんからぽんぽんと頭を少し撫でられた。
「随分とお久しぶりで。」
Sionちゃんがお久し振り、と少し微笑む。入って入ってと一軒家の中に入れる。
『ごめんね、急に来て…連絡も無く。』
「世界が違うんだ。連絡出来ないのは仕方ないさ。」
世界が違う、と言うSionちゃんに、あっ確かに、と世界軸を渡るような連絡機器がないことに気付く。
ガスターさんに作ってもらえないかな、何て思いつつフリスク、とまだだらけれているフリスクに声をかける。
『フリスク、Sionちゃん達だったよ。お疲れな所悪いけど、少ししっかりして。』
『…了解。
ごめんね、だらしないところ見せて。』
怠そうにも切り替えていつものようになるフリスク。疲れてるもんなぁ、と思いながらSionちゃん達に座って、と言おうと見ると
「Sion,
こっちのSansが、警戒するように、睨むようにフリスクを見るこっちのSans。フリスクのLVの高さはなんなんだ、と言うように私を見る。
…バレるよねー…Sansだもんね……。
どうした?と警戒するこっちのSansを見るSionちゃんに、あー…と言葉を濁す。
『…ちゃんと説明するよ。地上に出た後のことも含めて全部。
フリスクは戦う気ないから、どうか座って欲しいな。』
警戒心を高めながら座るこっちのSansと、だからなんで警戒してるんだと言いたげなSionちゃんが座る。
私もフリスクの横に腰掛けた。
『じゃあ、話すね。まず私達がこの世界から戻った後のことなんだけど──』
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なぎ(プロフ) - 零ノ花さん» 熊本!盲点でした、今度行った時食べてみます! (2019年8月6日 1時) (レス) id: 3e76a70370 (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - なぎさん» おや?九州の醤油をご賞味ありますか?経験談ですが熊本の醤油はかなり甘めですよ。行く機会があればお試し下さい。コメントありがとうございます! (2019年8月6日 0時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
カマ猫(プロフ) - なぎさん» しまった隙を与えちゃった!へぇ、好みに別れるんですね〜。甘党な私ならワンチャンあるかな…?教えて頂きありがとうございます! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 6d716ce25d (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - カマ猫さん» あー・・・味の好みは人によるので、色々です。九州の刺身醤油はかなり甘いですよ、私は好きですけど祖父は嫌いらしいです。(隙自語) (2019年8月5日 22時) (レス) id: 3e76a70370 (このIDを非表示/違反報告)
カマ猫(プロフ) - なぎさん» マジですか!?私食べた事ないんですよね…甘い醤油。四国にいる従姉妹に聞いたら不味いって言うんで不味い物だと思ってたんですけど、その辺しっかり舌に合うよう調整されてるんですかね…?コメントありがとうございます! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 6d716ce25d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カマ猫 x他1人 | 作成日時:2019年7月24日 23時