元RTA走者と地下彷徨２【Undertale】【クロスオーバー】

回答 ページ15

最悪の空気感の中美味しくパイを食べてたら恋愛相談をされた。
つまりどう言う事？

＊貴方が落とされるまでを言えばいいんじゃないか？

言えるか！
というよりなんなの？私達が付き合ってるって話はどこまで広がってるの？

困惑している私を横目にフリスクはいいよ、と答える。勝手に答えるな、と言いそうになったけど断る内容でも無いから飲み込んだ。


開口一番という訳ではないけど、会った時から滅茶苦茶誑された慣れ始めだけど大丈夫かな…あれ、そういえばこっちのFriskはナンパ魔らしいけど、それってフリスクと似たようなものだし参考にはならないんじゃ…。

『…私も、別にいいよ。参考になるかは……わかんない、けど。』

「…ありがとう！」

礼を言ってくるこっちのCharaに、何をどう言おうか迷う。というかフリスクに全投げしては駄目だろうか。私はほぼ一方的に落とされただけなんだけど。

『意識させるか、ね。
僕は本音しか言ってないからよく分からないんだけど、どこから意識してたの？』

『ねぇそれ私に言うの？あんだけ誑してよくすっとぼけられるね？ボケた？』

フリスクはさりげなくまた誑しながらそう聞いてくるが、確実に確信犯な質問に責めた口調で返す。


どこから意識してたか？んなもんあんたが愛してるとか言った時から意識してるよこの誑し野郎！！

『………あんたがさり気無く告白した時。』

『わ、あれで意識してくれてたんだ！割と緊張してたんだけど言った甲斐があるよ。』

『緊張を辞書で調べてこい。』

顔に熱が集まるのを感じながらも、絞り出すように言えばフリスクが嬉しそうに言う。そんなフリスクに辞書を投げたくなった。

『…………意識したのは、フリスクが私のこと好きって分かった時だよ。好きって分かったらどうしても考えちゃうから……意識、するんじゃない。』

そろそろ恥ずか死にそうで限界だ、これ以上は勘弁して欲しい。耳まで熱い感覚がするし、上手く思考が回らない。もうやだ。

『まぁその場で返事を求めると多分断られるから、一旦返事を先送りして堕としてから返事を聞いたらいいんじゃないかな？』

「…流石とも言える発言だなぁ、それ。」

フリスクがキャパオーバーな私を撫でながらそう言う。


…これ参考になるのかな…。

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