元RTA走者と地下彷徨２【Undertale】【クロスオーバー】

恋愛相談 ページ14

Chara side

スッと取り出された拳銃を見た瞬間、
背筋が凍りついていくかのような感覚に襲われた。

アメリアが彼を止めてくれて助かった。
じゃないと、僕は…
…過ぎた事を思い出してしまうから。

物騒なモノをお茶の間に取り出しただけあって
沈黙が今の空気が重いことを物語っていた。
このままの状況が続くのは非常に良くない。
馬鹿な人でも分かるくらい空気が悪かった。

「…あ、あのさ。
──2人は付き合ってる、よね？」

唐突な話題の変化に追い付けていないのか
アメリア達の何言い出したんだこの人は、
って感じの視線が突き刺さってくる。
こうでもしないと空気が変わらないでしょ…

「その、ごめんね？
いきなりこんな話しちゃって…」

『…っいい、けど…びっくりするからやめて…。』

『別に大丈夫だよ。』

暫くして2人は理解出来たらしく、
アメリアは頬を赤らめ、
フリスクは堂々としていた。
……当然といえば当然の反応だよね。
空気が悪い中、唐突に切り出したんだから。

「少し、聞きたい事があってさ。」

『…へ？』

キョトンとした顔で小首を傾げたアメリア。
隣で座るフリスクは質問する内容によるのか
何とも言えない表情で唸っていた。

「…相手をそういう風に(・・・・・)意識させるのって
どうすればいいのかな。」

『……………えぇぇ……。』

若干ひきつった表情の2人。
まぁ…そう、だよね。
パートナーがいる場所で話す内容じゃないよね。
絶対聞く内容がおかしいよね…

手取り足取り教えてあげるよ、なんて
ボソリと呟いたFriskにクッションをぶつける。
無くなったと思ったけど…残ってたか。
Friskの余計なスキル。

「嫌じゃなかったら教えてほしいんだ。
……駄目、かな？」

回答→←銃

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