何でも屋のイケメン女子【名探偵コナン】

八件目　相棒 ページ10

『えっと………お姉さん誰ですか？』


「ぶっwwwお姉wさんww」



Aさんと、「FACT」の事務所へ入るとソファーに美人なお姉さんが足を組んで座っていた。

オレンジがかったフワフワした髪を短くまとめていて、少しつり上がった赤い瞳。

Aさんと並ぶと美男美女って言葉がはまる。



「てめぇこそ誰だぁ？」


「お姉さんwww」


「A！いつまで笑ってんだ！」


『わ、私は津雲加奈です！Aさんの家族で「FACT」で働いてます！』


「嗚呼、こいつか」


「はぁー。笑った笑った！改めて、こちらの可愛い子が津雲加奈ちゃん。私の妹ね！で、このチビな美人さんが漣湊大だよ！これでも男だからね！」


『この人がチビで単細胞のたよ(「そ、こいつがもう１人の従業員だ」遮られた………』



頼れるは言うなってことか。Aさんって本人には言えない人か。



「誰がチビで単細胞だ！」



確かに私よりは高いけど、Aさんよりは小さい。



「私の可愛い妹に手を出さないでおくれよ？」


「ふん、こんなチンチクリンに手なんて出すか」


『そりゃ………お姉さんに比べたらチンチクリンかも知れませんけど………』


「お姉さんじゃねぇ！」


「ちょっと！加奈ちゃんはチンチクリンじゃないだろう！」


「黙れシスコン」


「シスっ！否定はしない」



湊大さんと話してるAさん、楽しそうだな。

私のこと妹って言ってくれたし！



『A姉さん！』


「うちの妹可愛い」



結局今日は事務所を閉めて家で飲むことになったらしい。

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