キンプリの紅一点の兄は国民的アイドル！？

愛の重さ ページ14

『ねーねー』

番組の休憩時間

うちの姫

Aが急に口を開いた

『愛の程よい重さってどれくらい？』

「どしたん急になんかあったん？」

『いやぁ、廉しかいないし、暇つぶしに、なんか喋ろって笑笑』

「ほかの話題なかったんか？笑笑」

『ないない笑笑』

そう、

今日は初めての

Aとの番組出演です！

といっても

まだ始まりませんけどね！

ていうことで

Aとの雑談ターイム

「それは人によるんやない？」

『まあね、じゃあ、廉の基準は？』

「どうやろ」

『どれくらいから重いって感じる？』

「他の人と遊んだりするだけで文句言ってくる、とか？」

『なるほどねー』

「おん」

『あれ？廉って告白する側？される側？』

「あんまりせえへん、ほんまに好きや思う人やないとせえへん」

『ほえー』

「Aは？色んな人に告られとるやろ？」

『そんなことないよ笑笑』

「噂で回ってくるし」

『えー』

「例えば顕嵐とか怜央とか」

『あー知ってたんだ』

「うん、聞いた」

『そんなこと気にしなくてもいいのに』

「好きなん？顕嵐か怜央のこと」

『好きだよ？友達として』

「そっか…」

『だからお断りした…』

「そうなんや…」

『でも、諦めないって言われた！好きじゃないなら好きにさせるって』

「かっこええな」

『うん！自慢の友達ﾆｺｯ』

「俺は？」

『うーん』

「ごめん、今の忘れ『廉はね！』」

『廉はね〜私の自慢なの！廉自身がね！廉が私に過保護にしてるのもみんなが過保護にしてるのも』

『全部私だけの特権でしょ？』

『だからねー廉自身がね？私の自慢なの！』

「A、好きや」

『え…？廉、？言わないで…言っちゃダメ、今なら間に合う…』

「嫌や、ずっと好きやった！じんよりも長く早く好きになっとった！」

『廉…』

「付き合わんくてもええ、好きやってことさえわかってくれれば、好きにさせるから」

「そしたら付き合ってな…」

『うん、ごめんね、廉』

「俺こそごめん…ありがとうA」

『こちらこそ、こんな私好きになってくれてありがとう！』

「愛しとるでA」

「ありがとう、廉」

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