【名探偵コナン】捨てられた少女Aと警察官の話【降谷零】

7話 ページ9

貴方「コナンくん、沖矢さんって…銃を扱ったりしてない？」


コナン(なぜ……そんなことを…？もしかして、赤井さんを！？)


コナン「んー、分かんないなぁ。どうしてそう思ったの？」


貴方「スナイパー特有のタコがあったからね。コナンくん、何か知ってる？」


コナン「知らないよ。」


貴方「勘の鋭い小さな探偵さんでも分からないことってあるんだね。スナイパー特有のタコがあるなら、警察か組織か気になると思ったのに。もしかして、知ってる？」


コナン(組織のこと、知ってるのか！？)


貴方「なんで知ってるの？っていう顔だね。だって、降谷さんのことも知ってるんでしょ？それに、私のことも色々聞いてるんじゃない？もしかして、私の組織の方は知らない？」


コナン｢私の組織？奴らとは違うのか？｣


貴方「私の組織は黒の組織とは違うの。コードネームは酒じゃなくて悪魔の名で決まる。
私はアザゼル。……組織のボスに昔拾われたんだけど、裏切ったらコナンくんが飲んだ薬を飲まされたの。」


コナン「悪魔…。」


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コナン「コードネームが悪魔の名前の組織？」


灰原「ええ。要注意した方がいいわよ。まぁ、奴らとは違って、見かけることすらないでしょうけど。」


コナン「そんなにヤバいやつなのか？」


灰原「黒ずくめの組織と手を組むこともあるのよ。しかも、その組織に潜入捜査員はいない。」


コナン「なんでだ！？そんなに危険な組織なら……」


灰原「組織のメンバーに加えるかどうかの段階で、NOCとバレてしまうらしいわ。
どんなに腕利きの諜報員や潜入捜査員を入れても、殺されて終わり。だから
どこも潜入させようとは思わないのよ。」

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コナン(Aさんは、その組織の1人！！)


貴方「コナンくん、私の組織については……黒の組織と手を組むことがあっても調べてはだめ。子供でも容赦なく殺してしまう。」


貴方「それに、黒の組織より人員が多い。」


コナン「なんで……？彼処にはNOCはいないって聞くけど……そんなにいたら、、」


貴方「私の組織は、二つに分かれてるの。コードネームを持つ幹部とその下っ端。
コードネームを持つのは数人しかいない。でも、下っ端側は数百人いる。使えないのはバッサリ切り捨てるけど、ボスは身寄りのない孤児たちを拾っては育て、組織の利益とするから人は減らないの。私も孤児で拾われた。」

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