/2 ページ4
グスタフハイドリヒ
お風呂上がりの彼の背中が見えた気がして追いかけて後から抱きついてみた。
グス「うぉ！？…Aか…びっくりするぞ…」
彼を驚かせる事に成功！
彼に普段抱きつこうとすると触るな、死ぬぞ。と言っていつもいつもかわされるのでいいチャンスだと思い前からも抱きついた。
すると____ﾁｭｯ_
と額にキスをされた。額へのキスは相手を愛おしいと思う気持ちのあらわれ？
みたいな事を誰かから聞いたような気がする。
私はそっと頬にキスをし返した。
すると今度は頭を撫でられた。
優しくてぎこちない手付きと彼の頼り甲斐のある大きな手に安心感を覚える。
すると今度は彼から抱きしめてくれた。
優しく包み込むように。
グス「俺はお前の事を幸せにしてやれているか？」
ちょっと不安そうな顔を浮かべて彼は私に問いかけた。
うん。私、グスタフと居れて幸せだよ！
と言うと
グス「そうか…」
と少し安心したような顔をし、少し不安でな…と続けた。
グス「お前は死なないと分かっていても何かしらお前の体に負担をかけてしまうんじゃないか、と。
そしてお前と触れ合うのにも躊躇した。その躊躇している間に忠臣や他の男に取られてしまうのではないかと…」
そう言うと少し彼の腕に力がこもった。
グス「俺は怖かった。お前を、Aを失うのが。」
私はきつく抱きしめてこう言った。
私はグスタフ一筋だから！突き放されても何処までもついて行くし、他の男になんて興味1mmも湧かないから！！
なんて本当の事を言った。
彼は抱きしめるのをやめ、私と向かい合った。
グスタフ「…ありがとう。愛しているぞ、A。」
__ﾁｭｯ_
っと軽い音をたててどちらからともなく唇を引き寄せあった。
そんなことがあってから彼は普段から私に触れてくれるようになったのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かー君。(プロフ) - 55871(旧Cocoa)さん» こちらこそありがとうございました！是非またリクエストしてください！ (2018年7月25日 14時) (
レス) id: a563222d2c (このIDを非表示/違反報告)
55871(旧Cocoa) - かー君。さん» リクエスト叶えてくださりありがとうございました！見た瞬間から穴という穴から血を吹き出しました← とてもトキメク内容でした…！！またリクエスト出来たらお願いしたいです！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: d5c0578a6e (このIDを非表示/違反報告)
かー君。(プロフ) - 55871(旧Cocoa)さん» はーい！ありがとうございますー！やってみましょう！！ (2018年7月22日 0時) (レス) id: a563222d2c (このIDを非表示/違反報告)
55871(旧Cocoa) - 脇からすみません！見ててすごくキュンキュンしながら吐血してます！← 面白かったり切なかったり、とても面白かったです！これから更新頑張って下さいー！リクエストで、よければ、「ウエディングドレスを着てみた」お願いしたいです！！ (2018年7月21日 20時) (レス) id: d5c0578a6e (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 誰でも気づかないことはよくありますよ。それでは、君の瞳にレボリューション.+*:ﾟ+｡.☆（ばいばいとか、さようならって、ことです） (2018年7月21日 1時) (レス) id: 6360f0d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かー君。 | 作成日時：2018年1月23日 14時
