不破先輩はイケメンすぎる【呪術廻戦】

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七海 side


「暑いですね」

七月某日。任務の帰りに不破さんと照り続ける太陽の下を歩いている時のことだった。

「七海さん、一回どこかで休憩しますか？」
「...いや、高専も近いですし早く帰りましょう」
「そうですね。その方が合理的だ」

一番暑い時間、午前十二時。何だか目眩もしてきた。

その時、不破さんの手が私の首元へと伸びる。その白い手は微妙に歪んでいたネクタイを真っ直ぐ正した。

恐ろしい程自然な動作。
五条さんや虎杖くんが言っていたことの意味が少し分かった気がする。


こちら側に恥をかかせないように、あくまで自然に...。これが彼らの言っていた イケメン というところなのか。


「...七海さん、やっぱ来てください」

今度は不破さんの手は私の手を引いた。されるがままつれられてきたのはさ日陰になっている公園のベンチ。

座らせられ数分待っていると、不破さんはペットボトルをさ二本持ってさ現れた。

「七海さん、気分はどうですか」

「...少し頭が痛いです」

「やっぱり。軽い熱中症ですね。このペットボトル首とおでこに当てておいてください。数分ここで休みましょう」

「すいません、何から何まで」

回らない頭で謝ると、不破さんは笑みを零す。しなやかな白い手がまた胸元へ伸びた。

「熱中症の時はネクタイ緩めて首元に空間作った方がいいんですよ」

「さっき直していただいたのに、申し訳ないです」

「えっ、気付いてたんですか」

「当然でしょう」



***

kuuさまリクエスト

できてますかね
なんか違う...と思ったらすみません

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