黒猫は転生して仲間を探す【日.常.組】【MHA】

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『ただいま。』

mm「お帰りなさい。」

……ん、やっと帰ってこれたぁ…

疲れた…

[みゃっ！]

あ、ノア。

[みぃ…]ｽﾘ…

…学校終わったしね。沢山構ってあげる。


─────────

mm「ご飯よー！」

あ、もう夕食だ。

『ノア。行こ。』

[み！]

トン…トン……

『今日は…久しぶりの餃子だ。』

mm「ええ、乃亜が試験行ったでしょう？それの合格祝いよ。」

合格って…

『母さん。俺はまだ合格してないよ(笑)』

mm「あら？でも乃亜も「まだ」って言ってるじゃない。」

『そ、それは間違ってないからね』

mm「じゃあ乃亜もお母さんのこと言えないわよ？」

『う〜……早く餃子食べよ！』

mm「っふふ。ええ、早く食べましょうか。」

[にゃ！]

『ノアもいただきますしようね。』

[にゃう！]

『「いただきます。」』

[にゃーん！]



もぐもぐタイム〜
───────────────────────
────

『「ごちそうさまでした。」』

[にゃん！]

『本当にノアは賢いね。』

mm「家の自慢の猫ね。」

『そうだね。』

……そういえば…

『母さん。俺部屋行くね。』

mm「？ええ分かったわ。」

トタトタ……

『…ノア。』

[にゃ？]

『……もしかして俺の言葉理解してる？』

[…みゃうん……]

『…』

[なおーん…なおーん……]ｽﾘｽﾘ…

『……捨てないよ。』

[み？]

『ノアは俺の愛猫でパートナーでしょ？
捨てる訳がないよ。』

[みゃう…？]

『それに、理解してても、喋っても、
違う何かになっても、
ノアは俺だけの家族で、
それ以上でもそれ以下でもないからね。』

『でしょ？』

[みゃあ…]

[みゃおん！！]ﾊﾞｯ

『うわっ！……ふふっ。いつまでも一緒、だよ？』

[にゃあ！！]

[……にゃおおーーん！！]

『わっ！？…にゃん♪』

[にゃん！]

ノアは何があっても俺のパートナーであり、家族だから。

ノアは珍しく遠吠えして、満面の笑みを俺に向けてくれた。

俺はノアを離したくない。離せない。



……今日は、もう寝るから、バイバイ。

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